「「できる人」で終わる人「伸ばす人」に変わる人」吉田 典生

「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人
【私の評価】★★★★☆(86点)


■コーチの視点から、
 人を認めて能力を伸ばすリーダーになるための
 アドバイス集です。

 すべてに具体的な例を入れており、
 わかりやすく、真摯な一冊でした。


  ・「できない」から「できるかも」への新しい視点を見つける・・・
   「一週間で、こんな山積みの仕事を終えることはできない」という
   視点を、「もし、先輩の○○さんに手伝ってもらえたなら・・・(p39)


■仕事のできる人が、かならずしも
 よい上司になるわけではありません。

 自分で仕事をすることは簡単でも、
 人に仕事をしてもらうのは難しいのです。

 それは、人は「心」という複雑で、
 あいまいで、いい加減なものを持っているからなのでしょう。


  ・非日常を演出・・・初歩的な話としては、
   他者がいる前で「できない人」に厳しく言うのをやめて、
   個別に対応すること。・・・特別な時間になるはずです(p72)


■松下幸之助が言ったように、
 「人情の機微がわかれば天下でもとれる」のです。
 この本で、部下の心の機微を学びましょう。

 具体的でまじめな一冊でしたので、
 本の評価としては★4つとします。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・ソフトなオーラを発散している人は、
   「要件」ではなく「私」=対話する相手にアンテナを向けています。
   たとえば、「なぜ宿題の点数が悪かったのか」・と問い詰めるのではなく、
   「この結果をどう感じているか」(p16)


  ・どんなピントはずれな視点に思えても、
   「なるほど、そういう見方もあるよね」、
   「君はそんなふうに思ったのか」などと、
   受けとってあげることです。(p79)


  ・「したこと」より「やった人」を称える・・・
   「厳しい環境の中で、ほんとうにご苦労さま。
   素晴らしい成績を上げてくれたけど、カラダは大丈夫か?
   ともかく、君の姿を見てオレも刺激を受けたぞ」(p205)


▼引用は、この本からです。

「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人
吉田 典生
日本実業出版社
売り上げランキング: 6437
おすすめ度の平均: 4.5
4 具体的な実践編
5 実践して初めて意味を持つ一冊
5 具体例がわかりやすい、実践する人の身になって書かれた本
3 具体的だけど読んだだけではキツイよ
5 人が成長する対話って、こういうことなのね。

【私の評価】★★★★☆(86点)


■著者紹介・・・吉田 典生(よしだ てんせい)

 1963年生まれ。
 ドリームコーチ・ドットコム代表取締役。
 テレビ製作会社、出版プロダクションを経て独立。
 人材開発、キャリア構築を取材、執筆。
 取材過程でコーチングに出合いコーチとなる。

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■関連書評■
a. 「人生改造宣言」タレン・ミーダナー
【私の評価】★★★★★

b. 「コーチング」落合博満
【私の評価】★★★★☆


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