
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)84点
●著者紹介・・・小河二郎
1923年生まれ。益田ドライビングスクール(MDS)代表取締役。
大学卒業後、石見交通入社。63年益田自動車学校代表取締役。
●滞在型の自動車教習所というものがありますが、
私のイメージは「短期間で免許を取れればいいや」という人が行くところと
思っていました。
●しかし、島根県には、運転免許を取りに2週間行っただけで、
笑顔で挨拶し、すすんで掃除をして、整理整頓するようになるという
自動車教習所があるそうです!!
益田ドライビングスクール(MDS)
〒699-5131島根県益田市安富町3330-1
TEL:0856-31-5050 FAX:0856-25-1540
ホームページ
●その益田ドライビングスクール(MDS)の秘密はいくつかあるのですが、
まず第一に、【挨拶】することがルールになっています。
・ルールはきわめて簡単です。「人に会ったら挨拶をする」それだけで
いいのです。・・・Mランドにいる人は、みな名札をつけることに
なっています。(p69)
●そして、二つ目が「サンキューレター」「ナイスカード」といった
感謝の手紙を書くという仕組みがあります。
・手紙のなかで、もっとも多く書かれているのが「サンキューレター」
です。(p132)
●そして、三つ目には、トイレ掃除やイベントの手伝いなどの
ボランティア活動を推奨していることです。
・心も磨く「清掃ボランティア」・・・「Mランドで印象に残ったことは?」
と尋ねたとき、「清掃ボランティア」と答えるゲストは少なくありません。
(p152)
●そして、これらの仕組みを促進する手段として、
MDSの中ではMマネーといわれる金券しか
使えないルールになっていています。1ダラーが100円です。
「サンキューレター」を書くと1ダラー、トイレ掃除は5ダラーが
もらえるのです。
・Mマネーは、大きく分けて三種類の行為に対して支払われます。
・・・トイレ掃除やイベントの手伝い・・・よい成績を出した場合、
・・・「サンキューレター」など、Mランドが用意した用紙で、
手紙を書いた場合です。(p82)
●いろいろと仕組みはあるんですが、すべては著者の小河二郎さんの
どうすれば教習生のためになるのか、という思いから生まれているだ
と思いました。まさに、「人を作る教習所」です。
・MDSは「心を創る学校」です(p122)
●私も免許を取りに行きたくなりましたので、
★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・不思議なことに、挨拶やボランティア活動を積極的に奨励するうちに、
教習所内の雰囲気が変わってきたのです。(p129)
・教習生も「ゲスト」と呼び、「生徒」という扱いはしません。・・・
逆にゲストから評価をしていただきます。(p36)
・父の姿勢を振り返ると、つねに「社会の公器として、どうあるべきか」
を考えていたように思います。そんな父を身近に見ていたので、教習所を
設立するときも、しぜんに会社は「社会の公器」と考えられたのです。
(p55)
PHP研究所 (2005/09)
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)84点
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