翔泳社 (2002/01/23)
売り上げランキング: 4,117

感動した!
ハイテクベンチャー関係者必読の書
IT市場における法人マーケティング戦略のバイブル(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)
●著者紹介・・・ジェフリー・ムーア
ハイテク企業向けにマーケティングに関するコンサルティングを行う
「キャズムグループ」代表。著書はいずれもベストセラーとなっている。
●「キャズム」とは、その製品がブレイクするか、しないかの境目
のことです。
はじめはいくら努力しても売れない製品が、ある境目を越えた時から
一気に業界標準となっていくことがあります。
●では、いかにその「キャズム」を超えるのかといえば・・・・
ニッチ市場から攻めることです。
これは、ランチェスター戦略を知っている人には常識ですね。
・まず、支配できそうなニッチ市場をターゲットとし、そこから
ライバルを追い払い、そこを起点としてさらに戦線を拡大する
-これがキャズムを超える方法なのだ。(p102)
●ニッチ市場であるからこそ、その市場で優位に立つことができ、
その結果、その勢いを利用すれば、
さらに市場を広げていくことが可能となるのです。
・ニッチ市場から攻めるというアプローチをとらないでキャズム
を超えようとするのは、たきつけを使わないで火をつける
ようなものだ。(p104)
●ガン保険から日本の保険業界に参入したアフラックが、
いまでは医療保険の分野にも攻勢をしかけているのと同じ手法ですね。
●当たり前のことではありますが、その当たり前のことを
多くの事例を参考に説明してくれる一冊です。
ランチェスター本とほぼ同じということで★2つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・メルセデスは「最高級、年配向け」、BMWは「高級セダン、
ヤッピー向け・・・レクサスは「新世代の高級車、お買い得」、
といった具合だ。人々が通常、頭の中で思い描いている製品の
イメージとはそういうものなのだ。(p253)
・「いつも思うことだが、この世界では優しい言葉だけよりも、
優しい言葉と拳銃の両方を使うほうが、
多くのものを手に入れることができる」(ウィリー・サットン)
(p177)
「キャズム」ジェフリー・ムーア、翔泳社(2002/1)¥2,100
(私の評価:★★☆☆☆:時間とお金に余裕があればぜひ)
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