「会社、辞めます。私、たこやき屋になります」住友由貴子、三笠書房

会社、辞めます。私、たこやき屋になります。―いつでも「今」が自分に賭ける時
住本 由貴子
三笠書房 (2001/06)
売り上げランキング: 212,941
おすすめ度の平均: 5
5 とにかく元気がでます。
5 痛快!等身大のサクセスストーリー
5 今の自分にエールを送ろう!!
(評価:★★★★★)93点


●OLが会社をやめて、たこやき屋になった。それだけの本かな~と思っ
 たら大違いでした。たこやき屋を始めた住友さんのお話は、昔「電波
 少年」で猿岩石がやった大陸横断ヒッチハイクにも相当する面白さが
 あります。


●場所探しから始まって,味の工夫,開店時間,ちらし配り,配達,在庫
 管理,接客・・・これこそ経営の醍醐味です。

 ・不景気は不景気なりに状況に合わせれば、悪い結果にはつながらなかっ
  た。営業時間をずらしたり、配達したり、節約したり、演出したり。
  (p66)


●この本で感じるのは、起業や経営の面白さ,大変さであったりするのです
 が、本当に感動したのは「できると思えばできる」ということが住友さん
 のお話で実感できたことです。

 ・みんなが私に「できると思って」と言って励ましてくれたとき、ちょう
  ど一年前を思い出した。たこやきを焼いたこともなかった私が、できる
  と思ったからできたということをすっかり忘れていた。(p55)


●OLだったら味わえなかっただろうワクワク感が伝わってきました。
 やはり人間は、なにかに打ち込んでいるときが一番光り輝くようです。

 ・商売には、がんばったあとの達成感と躍動感というおまけもあった。
  (p81)


●たこやきを作って食べちゃった泥棒や,人がたこやき焼きの台の上に乗っ
 てしまった話など笑える話も満載で、人生を感じてよし、笑ってよしの
 最高にお薦めできる一冊でした。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私は聞くということに徹した。私の聞き上手が、お客さんで知り合った
  人以外でも、ホステスさんから始まっていろんな人が店に集まる決め手
  になったと思っている。(p78)


 ・店に立っている人によって、売り上げの差は激しい。(p99)


 ・やたらとまわりの同業者を気にしている店ほど、自分の店のことを
  見ていないのか、早く消えてしまうことが多かった。(p106)


「会社、辞めます。私、たこやき屋になります」住友由貴子、三笠書房
(2001/06) ¥1,260(評価:★★★★★)93点


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