「福の神になった少年」丘修三、佼成出版社(1997/01)¥1,835

福の神になった少年―仙台四郎の物語
丘 修三 村上 豊
佼成出版社 (1997/01)
おすすめ度の平均: 4.8
5 泣けた、笑えた、いっき最後まで読んでしまった^^;
5 『「福の神になった少年」by丘修三』にありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆
5 ■純愛ブームの次にくるものは…
(評価:★★★★★)90点


●仙台の町を歩いていると、だいたいの商店には少年の写真が飾ってあり
 ます。そのニターッと笑った粗末な少年が仙台四郎です。


●四郎は、明治初期に仙台の町に生きた実在の人物です。単に知恵の
 遅れた子どもだったようで、四郎バカ、しろばかと呼ばれていました。


●しかし、知恵遅れの四郎の周りに不思議なことが起こります。興味本位
 でお店の前をほうきではいたり、水をまいたりしているうちに、四郎を
 歓迎してくれる店は繁盛し、そうでない店は潰れていくのです。

 ・このしろばかがよくいく店はよ、みんな繁盛してるでねえの。
  (p47)


●四郎には知恵はありませんでしたが、素直な心がありました。雰囲気の
 よい店と悪い店がわかったのでしょう。
 
 ・四郎は自分をかんげいしてくれる店とそうでない店を、直感的に
  見分けるようになった。(p21)


●この素直な心というものは、だれでも持っているものです。ただ、
 成功とか幸せとかを考える頭のなかの自分がその存在を見えない
 ようにしているだけなのです。


●この本を読んでいて、相田みつをの言葉を思い出しました。
 

  花には人間のような
  かけひきがないからいい

  ただ咲いて
  ただ散って
  ゆくからいい

  ただになれない
  人間のわたし

(「こころの暦(ミニサイズ)ひとりしづか」相田みつを美術館)


●仙台四郎を通じて、素直な心、そして四郎の生きた明治という時代
 を考えることができました。深く考えさせてくれる一冊です!


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・戦いに負けた会津藩は豊かな会津盆地を取り上げられ、当時は人も
  住めるところではなかった青森の下北半島に、藩をあげて移住させ
  られた。(p133)


「福の神になった少年」丘修三、佼成出版社(1997/01)¥1,835
(評価:★★★★★)90点


この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログへ


無料メルマガ「1分間書評!【一日一冊:人生の智恵】」
まぐまぐ殿堂入り、発行部数11,000部
メルマガ登録ホームページ発行者の日記


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://1book.biz/mt/t-kazu-b/2132

コメントする

Powered by Movable Type 4.25

最近のブログ記事