「駆け出しマネジャー アレックス コーチングに燃える」マックス・ランズバーグ

【私の評価】★★★☆☆（73点）

●有能な人が出世して上司になると、
　かならずしも有能な上司になるわけ
　ではないようです。

　つまり、有能な部下と、有能な上司とで
　求められるものが違うということです。

●この本はアレックスが上司として、
　成長していく物語を通じて、
　コーチングの技術を学んでいくものです。

　上司の立場にある人には非常に身近なことであり、
　役立つものだと思います。

・わかったぞ。信頼がカギだとしたら、
　自分が取れる対策(Options)には
　何があるだろう。（ｐ94）

●実際の職場はそれぞれ異なり、
　自分自身も個性があるわけですから、
　この本の例がそのまま活用できるわけではありません。

　しかし、ちょっとした発想転換で
　大きな成果が生まれる可能性もあるはずです。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・ソクラテスがいみじくも見抜いていたように、
　相手の視点をがらりと変えられるような問いかけは、
　一方的に指図するよりずっと効果がある（ｐ27）

・有能なマネジャーは、
　任せるべきものとそうでないものを厳密に区別し、
　過剰な権限委譲を慎むものである。（ｐ131）

【私の評価】★★★☆☆（73点）

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