(私の評価:★★★★★)91点
彼女には、「おまえは一番になれる。絶対になれる。
世界一になれる」と、毎日のようにいいつづけた。
彼女の姿に何か光るものが見えたのだ。
●「君ならできる!」と言ってくれる人がいると、うれしいものです。
本来、それは親であったり、先生であったりするのでしょうが、
現実には反対のことをする人もいます。
そのような場合には、自分で自分を励まさなくてはなりません。
「オレはできる!」と。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私が褒めるという意味は、あくまで本当のことをいってあげるということだ。
つまり、本心を伝えるのである。
・勝負の世界で個人を尊重するとは、その人が持っている能力を尊重することだ。
すなわち、自分の力だけでは引き出せないでいる可能性を、
何とかして引き出してあげることである。自主性だけで能力を伸ばそうとしても、
自ずと限界がある。
・牛乳を飲む人より、牛乳を配る人のほうがよっぽど丈夫だ。
栄養剤だ、精力剤だと片っ端から飲むよりも、ちゃんとご飯を食べて
適度なジョギングでもやったほうがいい。
・教員の中には、勉強ができないからと生徒を馬鹿にするような人もいた。
私は、その教員に向かって、はっきりといってやった。
「先生というのは、勉強を教えるのは当たり前だが、
それよりもっと大事なことがあるんじゃないですか。
『生きる力』を教えるってことですよ。それが本当はいちばん大事なんじゃないですか」
・夢を持つことが大事なのだ。夢があれば強くなれる。
●高橋尚子選手が金メダルを取った2000年シドニーオリンピック前に
書かれた本ですが、すでに小出監督はレース展開を正確に予言しています。
35キロで独走すると。
これは偶然ではなく、それだけの準備と練習をしているからです。
●小出マジックといわれるものは、「日本一の監督になる」という夢を持ちながら、
40年間、努力と工夫をしてきた結果に過ぎないということがわかりました。
感動しました。ぜひ、読んでみて下さい。
(評価:★★★★★買うべし)91点
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