人生を変えるほど感動する本を紹介するサイトです
本ナビ > 書評一覧 >

【書評】「一瞬の選択力 瞬時にベストな解を出す方法」今井千尋

2020/01/11公開 更新
本のソムリエ
本のソムリエ メルマガ登録[PR]

「一瞬の選択力 瞬時にベストな解を出す方法」今井千尋


【私の評価】★★★☆☆(71点)


要約と感想レビュー


課題を解決するための思考

ディズニーランドからUSJで人材育成トレーニングに携わった著者が教える、課題を解決するための思考です。人間には「感情」「思考のクセ」「行動のクセ」「言葉のクセ」があるという。こうしたクセを修正することで、問題を自分の課題として行動できる人になるのだという。


問題解決のために必要なのは、その問題を「自分ごと」として、真正面から向き合うことです。問題とぶつかりし、「この問題を解決へ向けて一歩前進させるために、自分に何ができるだろう」という思考が必要なのです。


まずは最初の「5秒」だけ自らに向き合う・・「神様、私はここで目の前で起こっている(目を背けたくなるような)ことから何を学べと言われているのでしょうか」という質の高い問いを立ててみること(p29)

考え方を変えることで行動が変わる

人は問題にぶつかったときに固まってしまう人がいるという。その一方で、「その問題が自分を育ててくれる出来事である」と考えることのできる人もいるのです。


そうした考え方を変えることで、行動が変わるのが人間の持った可能性なのでしょう。今井さん、良い本をありがとうございました。


無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」(独自配信)
3万人が読んでいる定番書評メルマガ(独自配信)です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。

この本で私が共感した名言


・「我は何者なのか?」、もっといえば「使命はいかに?」という「あり方」が、次の行動、「やり方」を決めるのです(p11)


・お客様の効率性のために行動する・・・お客様は「神様」ではなく「親友」だからです(p84)


・マジカル4とは、「その日にすることを4つだけ決める」というものです(p152)


「一瞬の選択力 瞬時にベストな解を出す方法」今井千尋
内外出版社


【私の評価】★★★☆☆(71点)


目次


プロローグ――たった「5秒の思考」で未来が変わる
1章 「感情」がすべてを決めている
2章「思考」のクセを変える
3章「行動」のクセを変える
4章「言葉」のクセを変える
5章 圧倒的に「選ばれる人」になる



著者経歴


今井千尋(いまい ちひろ)・・・1975年 神奈川県生まれ。立教大学卒。子供の頃の夢だった「ジャングルクルーズの船長さんになりたい! 」を実現。株式会社オリエンタルランドに入社し、東京ディズニーランドの現場で、ゲストサービス、人財育成トレーニング業務に従事。東京ディズニーリゾート(東京ディズニーシー)開業準備時期であった2000年に東京ディズニーリゾートで働くすべてのキャストを中心にディズニーユニバーシティリーダーとして数千人の導入研修の担当として育成業務に従事、東京ディズニーリゾート初年度のキャスト受け入れに貢献。ゲストサービス関連の受賞も多数あり。その後、ユニバーサルスタジオ・ジャパンを運営する株式会社ユー・エス・ジェイに入社。トレーニングスーパーバイザーとして、飲食部、リテールセールス部(物販部)、エンターテイメント部、オペレーション企画部、全社人事部採用トレーニングチームとテーマパークの運営企画から各部署での人財育成、開発の専門職を歴任し、ユニバーサルスタジオ・ジャパンのV字回復施策となる「Magical Moment Project」の立ち上げ参画メンバーとしてパーク内ゲストサービス力向上、運営力向上に貢献。
コミュニケーションエナジー株式会社取締役就任。現場V字回復人財育成、人財開発コンサルタント講師として、中小企業から東証一部上場企業、各経営団体、官公庁、学校団体、そして中国・上海を中心に海外でも講演、研修、コンサルティング、講義(授業)を行う。ディズニーランドの創始者であるウォルト・ディズニーの哲学「夢は願うものではなく、叶えるものなんだ」を自らの体験としてわかりやすく、感動と驚き、情熱をもって伝える。現 株式会社ワンダーイマジニア 代表取締役。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 

人気ブログランキングへ


メルマガ[1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』]
3万人が読んでいる定番書評メルマガです。
>>バックナンバー
登録無料
 
<< 前の記事 | 次の記事 >>

この記事が気に入ったらいいね!

この記事が気に入ったらシェアをお願いします

この著者の本


コメントする


同じカテゴリーの書籍: