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「不動産投資・賃貸経営の成功戦略」豊田 剛士

2019/12/08公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(77点)


要約と感想レビュー

■不動産投資をしている人は多いのですが、
 不動産投資とは一つの事業であると
 いえるのでしょう。


 事業であるとすれば、
 成功もあれば失敗もあるということ。


 「よく不動産投資は節税になる」と
 いう人もいますが、よく考えて
 投資しないとまずいのです。


・不動産を保有している際に減価償却費を計上すると経費になり税金が減りますが、減ったぶんの建物帳簿価格が減り売却時は譲渡所得税が課税されます(p37)


■不動産投資は、片手間にやるものでは
 ないということだと思いました。


 不動産投資事業をやるからには
 プロフェショナルとして勉強してから
 行なうべきなのでしょう。


 プロでも失敗する人は失敗するのですから、
 いわんや素人はそれなりの覚悟をもって
 こうした本を読んだうえで取り組みたいものです。


 豊田さん、
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・太陽光発電は転売できないので価値はゼロに対して、区分所有マンションはその時に投資家が買う利回りで不動産を売却することができます(p53)


・よく「不動産は減価償却ができるから節税になる」という方がいます・・ただし、節税といわれる減価償却で費用計上した分は、売却の際は帳簿上の建物価格が下がり、帳簿上の土地と建物の価格と売却額の差が譲渡益となり、譲渡税がかかります。そのため減価償却費は節税ではなく、売却損益を含めたキャッシュフローの早い段階税金を少なくする効果がある課税の繰り延べであって節税ではないということです(p87)


豊田 剛士、合同フォレスト


【私の評価】★★★☆☆(77点)


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目次

第1章 資産形成の基礎
第2章 不動産投資の概要
第3章 入口(購入・建築)
第4章 保有期間
第5章 出口(売却)
第6章 ポートフォリオ


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