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「VRが変える これからの仕事図鑑」赤津 慧

2019/08/10公開 更新
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VRが変える これからの仕事図鑑


【私の評価】★★★☆☆(70点)


要約と感想レビュー

 インターネットの世界は、言語から写真、写真から動画に移り変わりつつあります。現在はユーチューバーが流行りですが、次に来る波はVRだという。


 VR(バーチャルリアリティ)上での仮想アイドルがコンサートを開催して、チケットが売り切れることもあるという。アイドルやアニメ、声優のファンだった人が、バーチャルユーチューバー(Vチューバ―)のファンになるパターンが多いのです。


・バーチャルアイドルのライブチケットが即完(p18)


 仕事でもリモート会議よりもVR会議のほうがより対面の会議に近い打ち合わせが可能です。VR上で窓口業務ができるようになると、対応スタッフは電話のコールセンターのような場所に集まるだけで、実際の対面のように対応できるのです。


 予備校や学習塾同様、語学や資格試験などのスクールでも、VRの活用は進んでいく可能性があるのでしょう。サイバー空間がどんどん大きくなっていっていることがわかりました。赤津さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・グーグルアースVRのように、視覚だけでも「まるでオーストラリアのエアーズロックの上空を自由自在に飛び回る」ような没入感を得られますし、視覚に聴力が加われば、さらに臨場感はアップします(p43)


・VRが普及すると、大人でも子どもでも、性別も国籍も関係なく、一芸に秀でていれば、それをよりどころに世界を切り開いていける(p154)


・DMMドットコムが運営している「DMM VR動画」は2017年にサービスがスタートしましたが、1年目の売上が約20億円、2年目は倍となる40億円を超えているといいます(p166)


VRが変える これからの仕事図鑑
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赤津 慧
光文社
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【私の評価】★★★☆☆(70点)


目次

プロローグ VRが世界を変える
第1章 VRの最前線で一体何が起きているのか!?
第2章 5Gで加速するVR社会
第3章 VRで変わる業界図鑑
第4章 VRで新しく生まれる仕事
第5章 VRで変わる働き方
第6章 こんなことまでVRが変える
第7章 VRを始めよう



著者経歴

 赤津慧(あかつ けい)・・・株式会社ハロー取締役、ディグ株式会社取締役。1990 年、茨城県生まれ。東京理科大学経営学部卒。ニューメディアプロデューサーとして、XR技術を使った施策やアニメ、広告、バラエティ番組、メディアアート、VTuber、インタラクティブな空間演出など、手がける企画は多岐にわたる。最近のプロデュース作品は、テレビ東京VTuberドラマ「四月一日さん家の」、歌舞伎メディアアート「カブキノヒカリ展」、デヴィ夫人YouTubeチャンネル「デヴィ夫人- Lady. Dewi Channel」など。


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