「リーダーの「対話力」ノート ?できる大人は「言葉選び」で人を幸せにする?」細谷 知司
2018/04/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
人材育成コンサルタントの細谷さんが教える部下との対話のコツです。対話で大切になるのは、自己開示だという。いかに素の自分を出して、相手に理解してもらうのか。自分を開示しなければ、部下の信頼も得られないということなのでしょう。
・対話の起点となるのは常に「自己開示」であると私は考えます(74ページ)
著者が対話の中で目指すものは、何を、どのように、いつまでに頑張るかを具体的に導き出すことです。単なる抽象的で漠然とした「頑張ります」といったものではありません。もちろん、そうした姿勢に反発する部下もいることでしょう。しかし著者は反発を恐れるよりも、部下の未来の幸せに貢献したいと願う勇気が大事だというのです。
対話とは、やはり答えが見えにくく難しいものだと思いました。そうした難しさを意識しつつ、対話の改善をしていくことが大事なのでしょう。細谷さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「わからない」は大きく言って三つ・・
1 何をすべきか(= What)が「わからない」、
2 やり方(=How)が「わからない」・・
3 なぜしなければならないか(=Why)が「わからない」(45ページ)
・お子さんには、知らない人についていっちゃいけないって言うでしょ・・自己開示は、良い点も悪い点も包み隠さず、自分の言葉で直接伝えるところに意味があります(77ページ)
ぱる出版
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第一章 「対話」が重視される4つの前提
第二章 部下が抱える4つの課題
第三章 「対話力」が飛躍的にアップする10の基本原則+1
第四章 「対話」で相手を勇気づける! 【4つの事例】
著者経歴/h2>
細谷 知司(ほそや さとし)・・・1971年北海道赤平市生まれ。人材育成コンサルタント。東京大学卒業。
東京海上日動火災保険株式会社での勤務経験を経て、現在はオフィス・アレルドを主催。上級心理カウンセラーの資格も生かしつつ、人材育成の専門家として、執筆活動に加え、コンサルティング業務や、お客様のニーズを踏まえたオリジナルの研修メニュー策定、講師としての登壇、各種講演の実施など、様々な形で人を幸せにする「対話」の普及に努めている。
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