「脳が認める最強の集中力 最新脳科学が教える自分を劇的に変える習慣」林 成之
2018/04/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
■北京オリンピック競泳日本代表を
指導したという脳神経外科医が教える
脳を最大限活用する方法です。
脳科学というよりも
成功科学のように読めました。
著者は、脳低温療法を開発した人であり、
ワクワク仕事をする秘訣を
知っているのでしょう。
・「やらされ感」や「損得勘定」で動くほど集中力は働かない(p42)
■ワクワクするためには、
小さな成功を積み重ねればいい
というのが、成功科学です。
大きな目標を立てるのではなく
頑張ればできそうな目標を
立てるのです。
最終目標が難しければ、
小さい目標に分割して
しまうのです。
サラミスライスと言われる
戦略ですね。
・「小さな成功体験」がもたらす自信が集中力を高める・・必ず達成できるレベルから取り組んでいく・・(p172)
■成功科学とは脳の仕組みと
うまく適合する方法なのだと
思いました。
考え方ひとつでうまくいく、
いかないが決まるのであれば、
学ぶしかありません。
林さん
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「好き」「おもしろい」のレッテルが貼られた情報は、自己報酬神経群を刺激してやる気や意欲を喚起し、自分で達成したいという気持ちを産み出します(p54)
・集中力の源は、いかに情報に前向きなレッテルを貼っていくかにあるということです(p83)
・「あとで」ではなく「今やる!」を習慣づける(p111)
・取りかかりやすい簡単なことから手をつける(p134)
・「ひとつに決めたら最後までやり遂げて、それから次をやるようにする」を続けていくと、最後までやり切ること・・定着していきます(p124)
・勝負自体を「闘い」ではなく、「自分を高めるチャンス」「自分の力量を試すチャンス」ととらえましょう(p197)
・「ああしろ、こうしろ」とは言わず、「もっとよい方法がないか一緒に考えてほしい」「君なら他によいアイデアが思いつくかもしれないから相談するのだが」と、部下に意見を求めることを習慣にしていました(p216)
・反対意見を述べるときは、必ず理由と代替案を添えることをチーム内のルールにしていました(p216)
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【私の評価】★★★★☆(80点)
目次
プロローグ トップ1%の人だけが知っている集中力との付き合い方
第1章 集中力が続かない! それは「脳」の仕業だった
第2章 日頃から集中力の素質を育む「脳」の絶対習慣
第3章 瞬時に集中モードに切り替える「脳」の絶対習慣
第4章 無意識のうちに最高の結果を出す「脳」の絶対習慣
第5章 予想外の好結果を生み自分を変える「脳」の絶対習慣