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「外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント」櫻田 毅

(2016年10月 6日)|本のソムリエ
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外資系エグゼクティブの逆転思考マネジメント

【私の評価】★★★★☆(89点)


■成果の出せるマネジメントとは
 何だろうか?


 自分のマネジメントスタイルは
 これでいいのか?


 こうした問いに、
 外資系企業で成果を出してきた
 著者が答える一冊です。


・上司の対応としては、部下がどのようなことを言おうが、「そうだね」と一旦受け止めることです・・そこまでの変化を認め、「もっと良くなるためにはこうしたらどうだ」とアドバイスをすればよいのです(p87)


■組織の目標は、シンプルに
 明確に伝えます。


 そしてその目標を達成するために
 各担当者が何ができるのか
 問いかけます。


 指示をするのではなく、
 担当者が考えるのを促すのです。


 上司は組織の成果に責任を持ちますが、
 個別のタスクの責任は、
 担当者にある
のですから。


・「責任は俺が取るから」とは言いません・・成果が出なかったとき、どうなるのでしょうか?担当者として失敗したという事実は残ります(p76)


■できる上司は、
 部下の努力を受け止めながらも、
 どう進歩したのか、
 実際に何を工夫しているのか、
 と問います


 具体的な変化と行動を
 見てあげるのですね。


 スピード感を重視するところも
 吉越さんとスタイルが
 似ているなあ~と
 思いました。


 これから櫻田さんの他の本を
 フォローしてみます。


 櫻田さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私がいた外資系企業の日本法人に対して、米国の親会社が与えていたミッションは、「5年かで売り上げを5倍にする」、たったこれだけでした(p26)


・チームの目標を明確に伝えたうえで、力を合わせてそれを達成するために共有すべき「目標」に関する問いとは・・「目標達成に向けて我々が発揮できる価値とはいったい何か?」・・「価値を高めるために、もっと強化すべきものは何か?」(p37)


・頑張るだけでなく「工夫する」必要がある・・「工夫したの?」に対しては、実際に工夫していない限り「工夫しました」と答えることはできません(p54)


・「よくやった、すごい」と、上下関係のもとで褒められる(評価される)よりは、「助かったよ、ありがとう」という横の関係のもとで感謝される方が、「自分は人の役に立つ価値ある人間だ」と自覚し、困難に立ち向かう勇気を持ちやすい・・(p60)


・去年、あなたができなかったことで、今年できるようになったことは何ですか?(p86)


・参加者自身に次の行動を宣言させる(p144)


いますぐに、少しだけ手を付けてもらう(p156)


・安易に「頑張ったことは認める」などとは言わず、「そのやり方は本当に正しいのか」「正しいやり方を見つける努力をしているのか」、という点を問います(p199)


・外資系金融業界の連中の多くは、昼休みは社外の人とランチをとります・・社内他部署の人とのランチ・・部下とのローテーション・ランチで相互理解を(p105)


・証券会社のときの上司のJさんは、何らかの事案について判断を下した後で、「なぜ俺がこのような判断をしたのかわかる?」と私によく質問をしていました(p109)


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【私の評価】★★★★☆(89点)



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■目次

Chapter1 意思を統一する
 ★「正解」ではなく「問い」の共有が一体感をつくる
Chapter2 勇気づける
 ★根拠のない「気合いのやりとり」から卒業せよ
Chapter3 成長を支援する
 ★「成果を出すチーム」の人事評価面接は五分で終わる
Chapter4 自律心を養う
 ★「一方的なフィードバック」が依存社員をつくる
Chapter5 スピード感を醸成する
 ★必死の工夫は「スピード感」からのみ生まれる
Chapter6 関係を構築する
 ★部下に勝ち癖をつける上司が信頼を勝ち取る
Chapter7 チーム文化をつくる
 ★上司はどんな場面でも「我慢の判断」をしてはならない


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