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「肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方」宇佐美 典也

2016/05/06公開 更新
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肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方 (中公新書ラクレ)


【私の評価】★★☆☆☆(67点)


要約と感想レビュー

 東京大学を卒業し、経済産業省のエリートであった著者が、勘違いして独立してしまったというお話。びっくりしましたが、自分の実力を過信していたようです。


 著者は経済産業省という組織のブランドに多くを依存していたにもかかわらず、そのことをまったく認識していなかったというのです。肩書きを捨て、その先には待っていたのは、「自由の楽園」ではなく「自由の地獄」だったという。


 組織を離れれば、自分というブランドしか頼りにならないのですが、自分ブランドはその背景に実際の活動の積み重ねがあってこそ成り立つのです。多くの人は知っていると思いますが、東大では教えてくれなかったのでしょう。


 宇佐美さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・地方で問題になっているシャッター商店街は、オーナーである老人たちが年金をもらってお金に困っていないために起きている・・彼らがお金に困れば賃料を安くしてでも店舗を貸すはず(p175)


肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方 (中公新書ラクレ)
宇佐美 典也
中央公論新社
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)


目次

はじめに それは肩書きを捨てて味わった、地獄。
第一章 肩書き捨てたら地獄だった
第二章 たどりついた「セルフブランディング」という戦略
第三章 これからの働き方--フリーエージェント論
第四章 なぜ「会社」と「国」に頼れなくなったのか
第五章 そして、その頼れない世界で生き抜く技術



著者経歴

 宇佐美 典也(うさみ のりや)・・・1981年、東京都生まれ。東京大学経済学部を経て経済産業省。在職中に「三十路の官僚ブログ」で自身の給料や官僚生活を赤裸々に公開して話題に。退職後、現在、株式会社トリリオン・クリエイションの代表取締役を勤めながら、テレビのコメンテーターなどへと活躍の幅を広げている。


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