「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」津田 久資

|

あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

【私の評価】★★★★☆(85点)


■仮説思考を推奨する一冊です。


 仮説思考でない頭のいい人が、
 まずやるのが、情報収集です。


 一方で、仕事が早い人の中には、
 仮説を立ててから、
 情報収集する人がいます。


 頭のいい人にとっては
 こういう人は、
 イライラの対象です。


 なぜなら、しっかり現状把握しないで
 仮説を立てるなんて
 論理的におかしいからです。


・結論仮説が間違っていてもかまわない・・
 あらかじめ明確な結論仮説を明示してから
 情報収集をする
ことは
 圧倒的なメリットがある(p225)


■ただ、仕事の早い人は、
 経験から知っているのです。


 仮説もなしに現状把握をしようとすると、
 とてつもない労力が必要であること。


 そして、
 すべてを正確に把握することは
 実際にできないのです。


 限られた時間の中で、
 良い案を作るためには、
 仮説を立てたうえで、検証し、
 仮説を修正していったほうが
 より良い成果物が生まれるのです。


・「とりあえず情報収集」をしている限り、
 永遠にイノベーションは起きない(p228)


■この本で、バカとは
 「自分のバカさ」が
 わかっていない人としています。


 頭のいい人は、
 論理的に正しいがゆえに
 間違えるのでしょう。


 津田さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


発想の量が発想の質である(p51)


・天才ほど多作であり、
 駄作の山を築いている(p56)


・バカとは
 「自分のバカさ」が
 見えていない状態(p64)


・フレームワーク(枠組み)をつくるということは、
 自分の思考を一定の範囲に限定しながら、
 その「外部」も同時に意識化する・・・(p71)


・人が考えているかどうかを決めるのは、
 その人が書いているかどうかである・・
 アイデアを引き出すとは、
 アイデアを書き出すこと
にほかならない(p85)


・ウィンドウショッピングが好きかね?・・
 徹底的に「受け身」な人ほど
 知識の「幅」が広がる(p161)


あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質
津田 久資
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 249

【私の評価】★★★★☆(85点)



楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 

人気ブログランキングへ


■目次

第1章 思考のフィールドで勝つ
― マッキンゼーと東大卒の「頭のよさ」はどう違うか?
第2章 思考の幅を広げる
― アイデアの「孫悟空」にならない、唯一可能な方程式
第3章 論理的に考える
― 天才に近づく思考法
第4章 発想率を高める
― 広大な砂漠で宝を掘り当てるには?
第5章 発想の材料を増やす
― 知識の鵜呑み・食わず嫌いを無くす、したたかな戦略
第6章 発想の質を高める実践知
― 「生兵法」で大怪我をしないために...
第7章 〔付論〕結論思考の情報収集術
― なぜあの人の新プロジェクトはコケたのか?
終章 あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか?
― 知的下剋上の時代を生き抜く


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ20.png
にほんブログ村



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)