「ものごとに動じない人の習慣術」菅原 圭
2015/07/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
■人は思ったよりも、
弱いもの。
職場や家庭で、
思ったようにいかないときに、
感情的になったり、
弱気になったりすることが
あると思います。
そうしたときに、
どう考えればよいのでしょうか。
・どんなことも、そのうち、必ずなんとかなる
いままで、解決できなかった問題など
なかったはずだ(p16)
■基本は、自分を変えることで、
環境を変えるということ。
ただ、その前に、
落ち込んでしまって、
何もできなくなっては
何も変わりません。
自分の可能性を信じて、
次の一歩を踏み出せる
自分にならないといけないのでしょう。
・どこから手をつけてよいかわからない場合は、
わかるところから、できる分だけ
片づけていけばいい(p62)
■「ものごとに動じない」というより、
「ものごとにくじけない」方法を
教えてくれる本でした。
今の自分で勝負する。
あきらめなければ、
いずれ自分は進歩し、
状況に適応していくのです。
菅原さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「なりたい自分像」の描き方・・・
いまのあるがままの自分と
ほんのすこしでもいい、接点がある
「なりたい像」を思い描く・・(p82)
・足りない五を数えて心配するよりも、
いまある五で勝負する・・(p52)
・「あれもこれも」ではなく
「あれかこれか」。
手にしている何かを捨てる(p53)
・決断から実行まで、少なくとも一日は時間をおく・・
衝動に突きあげられて行動すると、
あとで後悔することが多い(p165)
・「いまのままの自分でよい」という気持ちと、
「いまのままの状況でよい」という気持ちの
あいだの微妙な間隔が「いいかげん」ではないか・・
適度にゆるさもあるいいかんげんこそ、
最高によいかんげんなのである(p208)
・身のまわりをきれいに片づけてみる・・
デスクが片づいている人は、
頭の中も片づいている(p26)
河出書房新社
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
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■目次
1章 イライラしたとき、落ちこんだとき、舞いあがったとき
―すぐに冷静になれる習慣術
2章 未来が見通せないとき、壁にぶつかって辛いとき
―しなやかな心を保つ習慣術
3章 努力しても結果がでないとき、焦りを感じるとき
―いつも心に余裕をもつ習慣術
4章 まわりに翻弄されたとき、人づき合いに疲れたとき
―自分のペースを取りもどす習慣術
5章 自分に自信がもてないとき、漠然とした不安を感じるとき
―ありのままの自分と向き合う習慣術
6章 どうもツイてない、こんなはずでは...と嘆きたいとき
―すこし「いいかげん」に生きる習慣術
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