【書評】「なぜ、うまくいっている会社の経営者はご先祖を大切にするのか」天明茂
2015/04/21公開 更新

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【私の評価】★★★★★(91点)
要約と感想レビュー
家系図で人生が好転する
自分のご先祖さまを知り、家系を分析することで、人生が好転する!ということを教えてくれる一冊です。
ご先祖さまは、どうした苦労をしてきたのか。ご先祖さまは、どういった使命を持って生きていたのか。ご先祖さまの性格、体質、考え方を受け継いでいるのが、自分なのです。
家系分析で一番大事なことは、祖先の徳を讃え、感謝し、受け継ぐ努力をすることである(p70)
三代前までさかのぼる
家系分析では、まず家系図を作ります。三代前までさかのぼると、父母から4人の祖父母、そこから8人の曾祖父母と、8つの家系につながるのです。
そして、三代前までのご先祖さまの人生と人となりを知ることで、自分の人生観も変わってくるのです。
まず祖先の苦しみや悲しみなど、その心情を共有することが大切である・・また、反面教師として祖先のご苦労を繰り返さない努力をすることも大切である(p138)
家系分析の結果をまとめる
家系分析の結果は「○○家史」としてまとめておくとよいという。ちょうど家系図を作っていましたので、ご先祖さまの調査をもう一歩進めようと思います。
おじいさん、おばあさんはどういった人だったのか。レポートにまとめて、子孫に残していきたいと思います。天明さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・親心に触れ、「自分が今あるのは親・祖先のおかげ」と思えることが人間性の向上につながるのである(p25)
・因果関係につながる生きざまは、
・親子の関係・・
・夫婦の関係・・
・仕事の状況・・
・経済状態・・
・健康・寿命・・
・人間関係・・
・性格・・(p126)
・内観は「自分の内を見つめること」であるが、具体的には、
1 してもらったこと、
2 して返したこと、
3 迷惑をかけたこと、の三つを自分の成長段階を
追って思い出すだけだ。(p53)
・起こっている事実には「良い・悪い」ということはない。・・何か困ったことを「天が教えてくれているのだ」と受け止めれば、その困ったことは有難いことに変わる(p96)
致知出版社 (2015-04-18)
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【私の評価】★★★★★(91点)
目次
はじめに 幸せと成功を呼び寄せる家系分析
第1章 人間力を高める~自利から利他へ~
第2章 「いのち」を遡る「家系図は幸せ情報の見える化
第3章 眠っていた遺伝子が目覚める「家系分析の進め方」
第4章 生き方のステージが変わる~家系分析の実際~
おわりに ~家系分析は幸せと成功の近道~
著者経歴
天明 茂(てんみょう しげる)・・・昭和17年東京生まれ。明治学院大学卒業後、日本創造経営協会を経て平成9年、宮城大学事業構想学部教授に就任。公認会計士。NPO法人ニューパブリックマネジメント協会理事長。NPO法人全日本自動車リサイクル事業連合理事長
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