「思考を広げる まとめる 深める技術」太田 薫正
2014/09/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■「考える」基本を教えてくれる一冊。
「考える」とは
水泳のようなものだと思いました。
教えるに教えられない。
でも、基本の基本は
教えられます。
・グラフにすると、
数字としてのデータが視覚化されます(p164)
■この本の良いところは、
具体例が2つずつ示されていること。
たとえば、
「反論を考える」という項目では、
例1:病院の休日診療の問題点を検討する
例2:生産の海外移転を図る
という事例が示されます。
事例があるだけで、
非常に理解しやすいのです。
■結局、「考える」技術は、
自分で訓練しなくてはならない。
できれば、
実力のある人に指導してもらうと
効率的とのこと。
これからも考えたいと思います。
太田さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「考える力」はすぐには
身につかないもの。
毎日の繰り返しが大切。(p8)
・集まった意見(内容も形式もバラバラ)
アイデアを「揃える」(p77)
・反論や質問が出ると
議論が深まることがあります(p140)
・コンサルティングをしていたとき・・・
なかなか出してもらえないことも・・・
理由として多かったのが「数字の一人歩きを
避けたい」です。根拠不十分な数字を出して
それがトップの期待となり、既成事実化すると、
社が混乱するというわけです(p170)
KADOKAWA/中経出版
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■目次
第1章 広げる
第2章 まとめる
第3章 深める
第4章 広げる+まとめる+深める
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