「つい心がかたくなになったとき読む本」丸山 弥生
2014/09/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
■人にはいろいろな性格があって、
職場での人間関係に悩む方も
多いと思います。
この本では、
自己主張が強くてイライラする。
なんでも自分でやってしまう
という著者が、今まで
学んできたことを教えてもらいます。
やはり、何も考えずに
思ったことばかり言うのは、
まずいようです。
・むかつく人に、どう言い返す?・・・
ぜひ質問をしてみましょう。
「ずいぶん厳しい言い方をなさるので驚いています。
何かあったのでしょうか?」(p79)
■しかし、考えすぎるのも問題です。
考えすぎて、
言いたいことが言えない。
これは自分の感情が
相手に伝わらず逆効果です。
考えずに言ってはいけない。
でも、言わないのはもっと悪い。
では、どう言ったらいいのか。
そこで人は悩むのですね。
・NOを言うことで、人間関係が壊れてしまうのが
怖いようですね。でも、NOと言ったら
あなたを見放してしまうような人に、
自分をすり減らしてまでしがみつくのは
あなたのためにはなりません(p137)
■完璧な人間はいませんので、
その持ち場や役割で
悩むこともあると思います。
その答えは、その人の性格や
環境によっても変わります。
いろいろな本を読みながら、
自分なりのスタイルを
作ってみることだと思います。
丸山さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・3 私は
1 みゃーごが黙っていなくなっちゃうと
2 心配で眠れないの(p75)
・頼み上手になる方法・・・
「助けを求めたほうがいいかも・・」と
考えた時点ですでに黄色信号なのです。
にっちもさっちも行かなくなるほど
追い詰められてから助けを求めても、
相手だって困ってしまいます(p85)
・嫌いな人なのに好意をもっているように
振舞うのも・・心と行動が正反対なので
とても疲れます・・・だからどうか、
「嫌い」という感情を持つ自分を、
受け止めてあげてほしいのです。
今のあなたで、いいんです(p178)
・会話が弾まない責任は、自分だけではなく
お互いにあるということです。
自分ですべての責任を負おうとするから、
疲れるし、虚勢を張ってしまうのです。
それに、話が弾まないことは
別に悪いことではありません(p99)
【私の評価】★★★☆☆(72点)
■目次
プロローグ 今よりずっとラクに生きられる方法、あります!
1章 かたくなになった心をスーッとときほぐすヒント
2章 こんな話し方なら、いつも「素直な自分」でいられる
3章 毎日〈ご機嫌〉をキープできる、ちょっとした習慣
4章 幸せは、「こだわり」を減らした分だけやってくる
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