「ずるいえいご」青木 ゆか、ほしの ゆみ
2014/07/27公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
■英語が好きになって、イギリスに留学したら、まったく英語が伝わらず
ショックを受けた青木さんの一冊です。
特にイギリス英語は、
発音からちょっと違うので、
最初は戸惑うかも。
青木さんのアドバイスは、
難しい単語を知らなくても問題ない。
簡単な単語で言い換えちゃえ!
ということです。
・"乱気流"がわからない・・・ジェットコースターみたいだった でもなんならジェスチャーでもいいんですよ(p36)
■キリン(giraffe)という単語を知らなくても、
黄色(yellow)で背が高く(tall)て
クビが長い(long neck)で通じるのです。
単語を思い出すために黙ってしまうくらいなら、
簡単な単語で言えばいい。
言い換え力があると、
英語で話すのが楽になるのです。
・最初に頭の中にキリンの絵を思い浮かべます。そして、その映像の中で英語にしやすいところを探し出して、それを伝えてみてください。例えば、「A tall animal」背が高い動物で、・・(p67)
■私も、20代でのニューヨークを思い出しました。
若いときはまじめに英語を勉強しちゃうので、
ここまで割り切るのは難しいんですよね。
この本で、まじめに英語を勉強して
現地で通じなくてショックを受ける人が
一人でも減るといいのにな~と感じました。
青木さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・文章で使われる単語の8割は、全単語数の2割にあたる頻出単語(p51)
・「直訳」をすてて!映像から英語にできそうなところを探してみて!(p63)
・自分が興味のある専門分野に絞って学んで、それを応用していくのが一番の近道なんです(p189)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★☆(83点)
目次
Part1 話せることを知る「6つの心構え」
Part2 言い換えの原則「4大柱」
Part3 魔法のボックス 言い換えトレーニング編
Part4 魔法のボックス 応用編
おまけ 会話をスムーズに続けるコツ
おわりに 落ちこぼれ留学生が、すてる英語トレーナーになったわけ
番外編 ゆか先生の「すてる英語くらぶ」へ、行ってみた
対談 とっておきの勉強法── 青木ゆか×ほしのゆみ
著者経歴
青木 ゆか(あおき ゆか)・・・米国公認会計士。すてる英語トレーナー、プロ講師として活躍中。たった2 時間のレッスンで英語コンプレックスを克服し、今や海外取引先と英語で毎日やり取りするまでになった生徒等を数多く送り出している。自身、元・英語コンプレックス保持者。高校時代、英語が得意と思い込んで渡ったイギリス。お土産の折り紙を英語で説明するも、ホストファミリー全員を寝かしつけ、轟沈。その後、英語上級者たちを分析した結果、英語は「捨てる」と話せるという共通点を発見し、実践。みるみる英語が上達し、外国人の友達も急増。ビジネスにもこれを応用し、コミュニケーションをはかる。英語表現のニュアンスへの固執をどこまで捨てられるかが鍵になると確信し、「捨
てる」英語術をメソッド化。
ほしの ゆみ・・・日本国マンガ家。千葉県浦安市在住主婦。プロマンガ家として活躍中。たった1コマのホームページを10 年以上更新し、今や失笑と同情で毎日の閲覧者を多数作り出す。現・英語コンプレックス保持者。学生時代からもっとも苦手で、飛び込んだ理数系。数Iまでは調子が良かったものの、代数幾何で轟沈。その後、浮かれてすぐ結婚した結果、結婚は「面白い」ということを発見し、マンガを描いて投稿。
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
読んでいただきありがとうございました!
コメントする