「「常勝メンタル」強化の技術」川阪正樹
2014/07/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
原田隆史先生に学んだ目標達成コーチの川阪さんの一冊です。川阪さん自身も関西大会優勝、全国大会入賞を果たしています。
まず、目標達成するためには、目標が必要なのです。なぜ、あなたはその目標を達成したいのか、じっくり考えてみましょう。
・もっとも多い悩みは、「やる気が維持できない」「継続できない」ということです。情熱が注げるものをテーマ=目標にした場合、情熱があるので、続けることができます(p34)
次に目標達成するためには、行動を計画し、実行する必要があります。これが難しい。
やらざるをえない状況にするために、公言する。仲間を持つ。達成したときのイメージを持つ。自分がコントロールできることを徹底して実行するのです。
・目標達成を目指すときの原則・・・「自分がコントロールできることだけに意識を向ける」、ということです(p136)
標準的な目標設定と達成のための方法でした。うまくいっている人の方法を参考にしてみたいものです。一人ではなかなか実行が難しいので、川阪さんのようなコーチが必要なのでしょう。
川阪さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・私は、コーチです・・・コーチという言葉の語源は、「馬車」にあります・・目的地を伝えなければ、どれほどの敏腕なドライバーも、あなたを目的地へ連れていくことはできません(p25)
・ジャンプ男子ラージヒルで葛西選手・・・団体のメダルに、涙していました・・「朝から泣いていました」「え、朝からですか」「そうです。朝、イメージトレーニングをするのですが、ジャンプのあと、表彰台にあがるところまでイメージします。メンバーの頑張りを知っているので、涙しました」(p63)
・喜んでほしい人をリストアップする・・・本田選手の夢。『世界一になったら大金持ちになって親孝行する』葛西選手の夢。『五輪で金メダルを取って、家を建てる』(p75)
・大きな成果を出す人は、・・・「自分はどのようなことで元気になるのか?」、よく知っています。・・自分で自分をコントロールしているのです(p112)
・恩師は、教えてくれました。自分にできることを例外なく続けると、「心は強くなる」というのです(p117)
・トップアスリートほど、プレイ前に一定の動作をしています。自分のパターンを持っています。・・・最も重要なのは、ミスをしたときです。・・・そのときに、切り替えて前に進むことができるか・・失敗したときのマイルールがあるとよいです(p155)
【私の評価】★★★★☆(83点)
目次
序章 勝敗は持って生まれたものだけでは決まらない
第1章 まず、ここから始める
第2章 常勝メンタルを手に入れる
第3章 頭で勝ってからいく
第4章 目標達成せざるを得ない状況をつくる
第5章 成果が出せる自分になる
第6章 最高のパフォーマンスを発揮する
第7章 本気になって人生を変える
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