「購買選択の心理学」バリー・シュワルツ
2014/06/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(63点)
要約と感想レビュー
「購買選択の心理学」バリー・シュワルツ、ダイレクト出版
選択肢の多い現代社会において、私たちは幸せに生きていけるはずですが、実際にはそうなっていません。これは、テレビのチャンネルが100個あるよりもチャンネルが6つのほうが、面倒くさくなくていい、と同じようなものです。
自分で選択することで、後悔することも多くなっているわけです。つまり、現代社会は極限まで選択肢が増えたため、選択肢を減らす努力が必要なのでしょう。
そのために、わたくし、本のソムリエが読むべき本を示していく時代なのだと確信を持ちました。
シュワルツさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・選択肢が増えたことで、楽しみが減っている(p30)
・所得と出費は増えたが、人と過ごす時間は減っている。アメリカ人の4分の1以上が孤独・・・(p118)
・サンクコスト(埋没費用)・・・靴を購入し、二度と出番がないとわかっているのにクローゼットにしまっておくのは、・・・捨ててしまったりすると損失を認めざるを得なくなるからだ(p169)
・自分の現状をありがたいと思えるようになる。・・・いつも感謝の気持ちを忘れず、感謝の言葉を口に出している人は、そうでない人に比べて肉体的に健康であり、将来を楽観し、人生に満足している(p187)
「購買選択の心理学」バリー・シュワルツ、ダイレクト出版
【私の評価】★★☆☆☆(63点)
目次
PROLOGUE パラドックスの仕組み 過剰な選択肢は幸せにつながるか?
Part1 機会 選択の自由
Chapter1 人生を複雑にするもの ショッピングで直面する事態
Chapter2 新たな選択の時代人生は「選択」によって出来上がっている
Part2 選ぶ 満足の度合い
Chapter3 賢明なる判断 的確な選択のためにやるべきこと
Chapter4 最高の選択肢 許容するべきはどこまでか
Part3 パラドックス 選択への苦悩
Chapter5 選択は幸福につながるか 自由と自主性の恩恵
Chapter6 トレードオフと機会費用 心理的負担を生むメカニズム
Chapter7 後悔 もしも、あのとき......
Chapter8 順応 なぜ落胆するのか
Chapter9 比較 判断基準が過剰な社会での選択
Chapter10 自分を責める 過剰な選択肢がうつ病につながるとき
Part4 対策 正しく向き合う
Chapter11 幸福な選択 心理的負担をやわらげる11の方法
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