「「伸びる会社の」できる課長・係長30の仕事―最前線指揮官は何を考え、どう行動すべきか」二見 道夫
2014/05/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
要約と感想レビュー
■世の中にはいろいろな人がいるもので、
組織にもいろいろな人がいます。
そうした中で、一緒に仕事をしながら
成果を出していく。
そうすることで、出世していくためには、
いろいろな配慮ができる人が
優位に立てるのが日本社会だと思います。
・A課長は、部下Mくんを別室に呼んだ。そして、「実はきみの力を見込んで頼みがある。いますぐじゃないんだが、来月から始まるキャンペーンでは・・・」と、Mくんが目標達成することへの期待と信頼を訴えた(p65)
■基本的に優秀な人は多いのですから、
その力を100%出してもらうことが
大切になります。
そのためには、やらされ感より納得感。
できれば、自らこれをやろう。
最悪でも、みんながやるから自分もやろう。
そうした条件整備をするために、
事前の根回しが必要なのでしょう。
・事前心理工作こそ統御だ・・・軍隊組織を動かすのに予令と動令があり、その巧みな一体化された結果が、効果的な指揮につながるということである(p63)
■根回ししなければ仕事が進まないようでは、
旧態依然の古い組織だ、
という考え方もあると思います。
ただ、そうした組織の中で
真剣に成果を出そうと思うなら、
根回しをするべきでしょう。
現実を変えたければ、
現実を見ながら対応して出世して、
社長になってから組織風土を
変えればいいのです。
二見さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・松下幸之助さんは、しばしば『人を使うは苦を使う』と語っていた(p173)
・朝のファースト・プライオリティ・・・つまり、きょうの仕事で真っ先に着手する仕事は何かを決めておくことは、重要かつ賢い人のやることだ(p111)
・目上や客に出す手紙のあて名には、『様』と書いているか。『殿』という失礼な書き方をしないよう部下に伝えているか(p38)
・目上の人には香典はタブー、香奠と書くべきです(p51)
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
目次
第1章 部下をぐんぐん成長させてこそ、できる課長・係長だ
第2章 勝負強い部下を育てるカンどころ
第3章 激動業務に正面から取り組む、脳力活性型リーダーへの道
第4章 問題を片っ端から処理して進む、知恵あるリーダーになる法
第5章 統率の達人になる自己錬磨の目のつけどころ
第6章 希望に輝く未来を拓く、自己成長の黄金律
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