「DVD付 講師を頼まれたら読む「台本づくり」の本 」大谷 由里子
2014/04/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(87点)
■年間300回以上講演するという
人気講師の一冊。
講演前の準備としての
台本づくりを教えてくれます。
まず、やることは、
何を伝えたいのか、
はっきりさせること。
自分は何のために、
講演をしているのか?
ということですね。
・まず「志シート」をつくてみましょう。
自分の講師としての「志」と「目的」、
主催者や聞き手から「求められていること」、
そして「伝えたいメッセージ」を書き出します(p42)
■目的が決まったら、
話のネタを作るために、
自分の人生を振り返ります。
自分の体験談をネタにするのです。
人から聞いた話や、
本で読んだ話でもよいのですが、
やはりインパクトがあるのは自分の体験談です。
成功談より、失敗談のほうが、
ウケるようです。
・次の三つのジャンルテーマについて、
自分の体験を思い出してみてください。
「理不尽な体験」
「怖かった体験」
「ありえない体験」(p68)
■著者の場合は、やはり吉本興業での
修業時代の話が面白い。
付属の講演DVDだけで、
書籍1600円分はあると思いました。
大谷さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・目標は、「五分ネタを30個」です(p136)
・人気講師ほど、たくさんの体験談を用意しています・・
自分の人生を振り返り、幼い頃からの出来事を
書き出してみましょう。(p61)
・最近、仕事の中で、あなた自身が「へー」と思うような
事件やニュースはありませんでしたか?・・・
自分の専門分野のトリビアを書き出してみてください(p114)
・なぜ、その学校に入ったのか?
なぜ、その仕事に就いたのか?・・
なぜ、講演をしているのか?
こういった、転換期にあたっての、
原点となる体験を話すと、
聞き手は興味を持って聞いてくれます(p77)
・どこでも、誰にでも通用するのは
新人だった頃の話です。(p81)
・お友達との雑談タイムに、
さりげなくネタを使ってみましょう。
中には、小学生の子どもを相手に
話をしてみる講師もいます。(p165)
・ツカミには、くつかのパターンが考えられます。
・特別な経験をしたという自己紹介
・その講演で伝えたいことの結論と理由・・(p174)
中経出版
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【私の評価】★★★★☆(87点)
■目次
ステップ0 なぜ人前で話すときに、台本をつくることが大切なのか
ステップ1 講師としての「志」や「目的」を書き出してみよう
ステップ2 話のネタになる体験談を書き出してみよう
ステップ3 自分が持っているスキル・知識を書き出してみよう
ステップ4 「五分ネタ」をつくって、書き出してみよう
ステップ5 台本の構成を考えよう
ステップ6 台本をさらに磨き上げよう
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