「お父さんから愛するキミに贈る本」白坂 慎太郎
2013/12/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(97点)
■進学塾講師として成果をだしながらも、
離婚を体験。
悩みながら自己啓発を究め、
学習塾を創業。
現在は、コーチングで自立人材を
育成している著者が"わが子"に語る半生です。
・キミが依存から自立に至るために最も大切な考え方は、「何でもキミの好きなように生きればいい」ということです(p21)
■"わが子"に語るという設定で、
非常に読みやすい。
ただ、それだけでなく、
自らの失敗、成功、そして挫折を
ここまで語るとは。
前半は、私の成長の過程を総括するようで、
唖然となって読んでいました。
これはやった人でなければ、
わからないことなのです。
・キミに理解してほしかったのは、「たくさんの無駄をやればやるほど、無駄ではないことが目立ってくる」ということです(p46)
■結局、人は成長する過程で、自立し、
そしてまた人と相互依存していく。
それが成長なのでしょう。
皆さんにも心からお勧めします。
白坂さん、
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・好きなように生きる。このたった一言を実際にキミが実行することは、しかし、とてもとても難しいことです(p22)
・もしキミより器の大きい人に出会ったら、その時はその人に遠慮せずに甘えていい。きっと相手も喜んでくれる(p64)
・昔から「兵は迅速を尊ぶ」とは言われていますが、お父さんの感覚では、それでも自分の考えを一晩寝かせた方がいいと思っています(p119)
・ただお父さんは、「その人が師であるかどうかは、キミの心がおのずと分かる」ということを伝えたいのです(p138)
・「働いた分の給料は正当な権利としてもらうのが当たり前だ」という考えから抜けられなければ、その組織で成功することはないでしょう(p109)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★★(97点)
■目次
第1章 自立への旅
第2章 最初の転機
第3章 貴重な無駄
第4章 子供たち、そして本との出会い
第5章 追い詰められて
第6章 人生で最悪の日
第7章 すべては決断から
第8章 創業へ!
第9章 学習塾のオーナーとして
第10章 さらなる自由を求めて
第11章 目標を持つ
第12章 別れと出会い
第13章 より高い次元への挑戦
第14章 そして自立のとき
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