「「また会いたい! 」と言われる女(ひと)の気くばりのルール」里岡 美津奈
2013/01/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
■ANAのVIP特別機を担当した
キャビンアテンダントの里岡さんの一冊。
お客様の対応は、
自然なやわらかい対応を、
心がけているようです。
すぐ断らない。
相手の意図を推察する。
心で聞く。
こんな心遣いをされています。
・私なら誘いを受けたらまず
「いいですね、ありがとうございます」と
肯定的なお返事をして、「スケジュールを確認しますね・・
あら、すごく残念、予定が入っていました」
という言い方をします(p165)
■仕事の基本は、しっかりやる。
これは当たり前です。
さらに一歩進めて、
相手に心地よく感じさせたり、
不要な違和感を与えない工夫が
大事なのでしょう。
注意する場合は、
ただ注意するのではなく、
前垂れとして挨拶をいれる。
感謝の気持ちははっきり伝える。
お客様のプロフィールを
ノートにまとめておく。
など、参考とできることが、
いろいろありました。
・荷物の移動をお願いする時には・・・
まずは笑顔で「本日はご搭乗ありがとうございます。・・・
それから「ご用の際はいつでもお声をおかけください」
と言いながら、ふと気づいたように
「お客様、よろしければお荷物を上にお入れしましょうか?」(p25)
■マニュアルから一歩進んだ
日本的な気くばりだと思いました。
里岡さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ANAには「小さなことこそ、丁寧に。
当たり前のことこそ、こつこつと。」
というモットーがありました。(p28)
・新人の時は、先輩CAからよくテストされたものです。
「今日の里岡さんの担当キャビンのお客様で
お子様連れの方は何組いらっしゃった?」(p37)
・会話する相手と視線を合わせる。
これは日本人にはなかなかむずかしいことです・・
しかし、グローバル社会では、目を合わせないことは
誤解をまねきます(p96)
・電話では相手の状況がよくわかりません。
外出前かもしれませんし、仕事の手を止めている可能性も
ありますから、まず最初に「このまま続けても大丈夫でしょうか?」
と一言聞いてから本題に入るようにしましょう(p187)
・尊敬するキャプテンのMさんは、
いつも必ず同乗するクルーをファーストネームで
呼んでいました。最初、「美津奈さん」と
呼びかけられた時は一瞬、ドキッとしました(p48)
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
■目次
気くばりの基本
気くばりできるあなたになる
あの人の気持ちがわかるようになるには
先回りのルール
周囲を明るくするルール
心地よい会話の基本
もう一度会いたいと言われるしぐさの基本
人間関係がスムーズになる心くばりのルール
スマートな断り方・頼み方
日々のシチュエーション
気くばりの達人になるために
身近な人への感謝を伝える
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