「人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド」ヘイル・ドゥオスキン
2013/01/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
■この本のタイトルでいう
「人生を変える一番シンプルな方法」
とは、「感情を手放す」ということ。
人はだれでも無限の能力を持っており、
それを思い込みで制限しているのです。
この制限を解放しよう、
ということ。
仏教でいうところの
欲からの解放に似ているように
感じました。
・レスターが発見したのは、人は皆、無限の可能性を持った存在であり、人を制限するのは、頭の中に作り上げた制限の概念だけだということでした(p20)
■スポーツでも成功をイメージすることが大切で、
「失敗するんじゃないか」
と考えると失敗してしまう。
人間は思考を実現するように
なっているのです。
そのためにこの本では、
目標設定するように勧めています。
それは無理に設定するでもなく、
できないんじゃないかと思うのでもない。
素直にこうなります、
と思うということです。
・目標声明文に自分自身を含める・・たとえば家をきれいにしたいのなら、目標を「家がきれいだ」とするよりは「私は家をきれいにします」とすることです(p152)
■潜在意識の使い方の本でした。
「思い」が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
「思い」を素直に解放しましょう。
ドゥオスキンさん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「恐れれば、そのことが起きる」。・・・さまざまな恐れは、私たちの意識が作り出したもの・・・恐れていることを避けたいと思うあまり、意識の中で繰り返し強調し、頭の中に何度も何度も呼び起こして、幸せと自由を制限する・・(p215)
・自分が<他人より優れている>と感じていることに気づくと・・・相手をこき下ろしたい気持ちを手放しました。誰かのことをバカだと考えていることに気づいたときはいつでも、その場で解放しました。(p269)
・目標ひとつにつき声明文ひとつとします。複数の目標を作ってエネルギーを分散させないようにしましょう(p153)
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第1部 セドナメソッド基本編
解放は持って生まれた自然な能力
実践の指針
九つの感情の状態
人生の流れを妨げる抵抗を解消する
受け入れる--冷静さへの鍵
さらに深いレベルの解放--四つの欲求を手放す
目標の設定と達成
好きと嫌いを手放す
利点と不都合を手放す
第2部 セドナメソッド応用編
恐れと心配を手放す
豊かさを実現する
人間関係を改善する
健康と幸福感を増進する
組織の生産性を上げる
世界を支援する
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