「教えない教え」権藤 博

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教えない教え (集英社新書)

【私の評価】★★★★☆(86点)


■横浜ベイスターズ元監督、
 権藤さんの一冊です。
 権藤さんは横浜で2回優勝。


 権藤さんの監督哲学に
 大きな影響を与えたのは、
 アメリカへのコーチ留学です。


 権藤さんが驚いたのは、
 アメリカ教育リーグでは、
 教えない
 ということ。


 教えすぎると、
 自分でコツを習得する邪魔になる
 という考え方のようです。


・教えられて覚えた技術はすぐに忘れてしまうものなんだ。
 それとは逆に自分で掴んだコツというのは忘れない。
 だから私たちコーチは、選手がそのコツを掴むまで
 じっと見守っていてやらなければいけないんだ(p22)


■そしてアメリカでは、
 怒らない
 ということ。


 アメリカの場合、怒るよりも、
 すぐに降格させられてしまうらしいので、
 より冷徹なのでしょう。


 そうした経験からか、
 権藤さん流の厳しさとは、
 高いレベルを選手に求めることなのです。


・できないことをできるまで辛抱強く見守ってやるのが
 "優しさ"である・・・厳しさとは、
 「この世界で生きていくにはこういう練習をして、
  それに耐えていかなければいけませんよ」と教えること(p19)


■選手に高いレベルを求める。
 そして怒らないで見守る。
 だめなら、降格。


 それはそれで
 厳しいかもしれませんね。


 権藤さん、良い本を
 ありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私は常々、「いい仕事をするには、
 仕事から離れたときの時間の過し方にかかっている」
 と言っている。・・・それ以外の時間にどれだけ
 "自分磨き"を行っているか
がポイントとなる(p147)


・一日目は腕立て一回、腹筋一回、ダッシュ一回といった
 種類の運動を一回ずつこなした。・・・
 それを一日ごとに回数を
 一回ずつ増やすことにした。・・(p67)


・スポーツは考えた方が負けだと私は思っている。・・
 勝負の場面で考え込んでいるような選手は
 すでにその戦いに負けているのだ(p127)


・逆に「四球は四つ出したってたかだか一点だよ
 だから四球など気にせず、思い切りいけよ」と言ってやると、
 不思議とストライクが入るようになるのだ(p173)


・チーム内で競争させることが一番(p116)


・いい流れのときこそあらゆるアクシデントに備え、
 準備をしておく
。悪い流れのときは、
 いずれいい流れがやって来ると思って
 悪あがきせずに耐え忍ぶ(p146)


教えない教え (集英社新書)
権藤 博
集英社 (2010-11-17)
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【私の評価】★★★★☆(86点)



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