「「全身の疲れ」がスッキリ取れる本」志賀 一雅

【私の評価】★★★☆☆（74点）

■体操の本かと思ったら、
　精神的な疲れを取るための本でした。

　精神的な疲れを取るためには、
　考え方と習慣を変えるだけで
　大丈夫です。

　朝、起きたときと
　夜、寝るときの習慣が、
　深層意識に
　大きく影響するのです。

・朝目覚めたら、「よく寝た」と言いながら、
　「二回伸び」をする。
　鏡を見たら、「自分に向かって微笑む」。
　夜、「その日一日に感謝をして眠りにつく」。（p5）

■あとは、生活の中での　　
　ストレスを減らすことです。

　出来事の良い面を見る。
　良い言葉を口にする、
　といったことは基本ですね。

　「疲れを取る」ということは、
　幸せになるということなのでしょう。

・「疲れた」ではなく
　「よくやった」と自分を評価すればいい（p86）

■潜在意識を使って
　幸福になるための本でした。

　精神的に病むと、
　体が疲れ、不眠になるので、
　その逆をいくと、
　「疲れが取れる」というわけか。

　志賀さん、
　良い本をありがとうございました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・ある企業経営者は、夜の会合を極力控えているといいます
　・・・夜の時間をその日一日の反省と、
　今後の戦略を練るのに使うためです（p52）

・食事をする前に「おいしそう」、
　食事の最中に「おいしい」、
　そして、食後に「おいしかった」という
　三つのときめきを感じる（p74）

・日常生活の中の小さな幸運に気づくようになれば、
　満足感が増し、元気になれるということです（p80）

・失敗しても、
　「これは貴重な体験になる」
　と考える（p90）

・いま苦労しているのは
　自分の人生というドラマを面白くする
　エピソードのひとつ（p149）

【私の評価】★★★☆☆（74点）

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