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「まず、ルールを破れ」マーカス・バッキンガム、カート・コフマン

(2011年6月17日)|本のソムリエ
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まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う

【私の評価】★★★★★(92点)


■八万人以上のマネジャーにインタビューし、
 すぐれたマネジャーとは
 どういう人なのか、
 ということを分析した一冊。


 訳がいまいちですが、
 本質を突いている点がすばらしい。


■まず、人は変わらないということです。


 人の欠点を修正しようとしても
 それはとても難しくて、ほぼ不可能。


 だから、才能のある人を選び、
 良い点を伸ばしましょうということです。


・人はそんなに変わりようがない。
 足りないものを植えつけようとして時間を無駄にするな。
 そのなかにあるものを引き出す努力をしろ。
 これこそ本当に難しい。(p72)


■二つ目は目標と成果をはっきり定義し、
 人の能力に応じた高い目標を目指すこと。


 能力の高い人には高い人なりに。
 低い人は低い人なりに、
 ちょっと高い目標設定が大切で、
 それが難しいのでしょう。


 それぞれの個性を把握し、
 その人の伸びしろを信じるという
 ことなのでしょう。


・「厳しい」愛情とは、マネジャーが評価基準を
 甘くしないと示唆しているだけのことだ。(p306)


■前半は★4ですが、後半は★5ですね。


 日本経済新聞社さん
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・G マネジャーはだれに対しても同じように
   接するべきだと思いますか。
 M もちろん思いませんね。
 G それはなぜでしょう。
 M 一人ひとり皆違っているからですよ。(p14)


・最高のマネジャーは・・完璧な人を作り上げることではなく、
 一人ひとりが持っているその人ならではの個性を活かす
 ことだと理解している(p170)


・人間というものは自分に関心を持ってもらいたいと
 思っていることが、すぐれたマネジャーには
 わかっている(p223)


・世界的な彫刻家や画家、チェスのチャンピオン、
 テニスプレーヤー、競泳選手、数学者、
 そして神経学者の仕事ぶりを詳しく調査した。
 その結果これらさまざまな職業では共通して、
  世界的レベルの力量に届くまでには
 10~18年必要だということがわかった(p269)


・広い範囲のなかで給与を決める・・たとえば、
 メリルリンチではファイナンシャルコンサルタントの
 給与の上限が年間50万ドルを超えている。
 これとは対照的に、支店長の給与の下限は
 年間15万ドルだ。(p275)


・われわれが提供するのは、
 万が一われわれが人件費の削減を余儀なくされたときでも、
 他の企業が魅力を感じるような従業員になるよう、
 世のなかで通用する経験を
 身につけてもらうことだ(p282)


・登っていく階段の一つひとつが、
 さらに自分の才能と自分にない才能を発見する
 チャンスそのものなのだ。(p290)


・あなたの部下で才能のある人が遅刻の常習犯だとします。
 その部下にどんな注意をしますか?・・・
 すぐれたマネジャーの答えは一つだった。この答えは 
 マネジャーと部下の関係に対する態度を集約している。
 「その理由を聞きます」。(p299)


・職場に入ったときは、決してその仕事に何も手を
 つけないまま職場をあとにしてはならない。
 仕事は少しよくなるか悪くなるかのどちらしかない。
 少しでもよくなるよう心がけること。(p341)


まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う
マーカス バッキンガム カート コフマン
日本経済新聞社
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【私の評価】★★★★★(92点)



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