「パラダイムの魔力―成功を約束する創造的未来の発見法」ジョエル バーカー
2011/04/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
■パラダイムとは、考え方のことです。
「業界の常識」もパラダイム。
自分の思い込みもパラダイムです。
そうした思い込みを突破することで、
大きな成果を出すことができる可能性がある。
「常識を疑え」ということも
同じことだと思います。
・若くて無知だったからこそ、
大きな仕事ができた人がいる(p59)
■たとえば、トヨタは、それまでの
「大量生産」というパラダイムから、
必要なものを必要なだけ作るという
「多種少量生産」に挑戦しました。
また、個人レベルでいえば、
「自分のため」というパラダイムから
震災をきっかけに
「被災者のため、日本のため」というパラダイムに
変わることもあるでしょう。
こうした
ちょっとしたパラダイムの変化が
大きな変化を生むことがあるのです。
・製造業の新しいパラダイムとは何か。
一、作れるだけ作るのではなく、必要なものだけ作る
二、経済的なロット・サイズは、顧客が決める
・・・(p147)
■やや古い本ですが、
パラダイムの重要性は今も変わりません。
バーカーさん、
よい本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・すばらしいアイデアがひらめくとき、
それは仕事の初日である(p71)
・ほとんどの場合、
正しい答えは二つ以上ある(p172)
・自分の将来は自分の手でつくれるし、
そうしなければならない。
さもないと、ほかのだれかに自分の将来を
つくられてしまう(p14)
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
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