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「"外国人参政権"で日本がなくなる日」宝島社

2010/09/25公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(77点)


要約と感想レビュー

 民主党が密かに進めている"外国人参政権"をテーマにした一冊です。


 "外国人参政権"とは選挙で投票ができるということ。もし、3000人の町に3000人の外国人が引っ越しすれば、その町の行政をコントロールし、最悪、独立国家として独立を宣言もできるわけです。


 具体的にはグルジアの南オセチア自治州では、オセット人がロシアの後押しを受けて独立を宣言。クリミアではロシアの武力勢力が侵攻した後、ロシアへの編入決議を採択し, ロシア領となってしまいました。明日は、日本ですね。


・もしも外国人参政権が認められたら日本国内に居住している14万人の中国人永住資格者のほんの一部を転居させただけで、政治の実権を握れる地方自治体は無数に存在する・・・人口2000人に満たない町は徳島県の上勝町を初めとして日本国内には六つもある(p28)


 "外国人参政権"といってもそんなに危機感を持つほどではないのでは・・・と思っていましたが、最近の尖閣諸島の中国のスタンスを見ていると、そうした事態もありえるのかもしれないと思いました。


 どうみても日本の領土(昔は米国の施政下)でさえ、自分の領土と言い張るのですから、"外国人参政権"が成立したら・・・。ちょっと怖くなりました。宝島さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・日本の文化も日本の暗黙のルールもまったく頭にない、そういう集団ですよ。しかもケンカが強い、態度が横暴、団結力が強い。いろんな意味で日本に無理難題をふっかけてくる。まず、沖縄に集団移住して、アメリカを沖縄から追い出す勢力になりますね。(石平(せき・へい))(p45)


・本国の意思を受けて日本の行政に圧力をかけることはない!(社民党 中島隆利衆議院議員)(p92)


・「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の事務局長として法案成立に奔走・・・(川上義博参議院議員(民主党))日本は過去にアジアの国々に対して侵略戦争を行いました。・・・日本人から差別を受けていた在日の方々の切実な声も聞いてきました。原点はそこです。(p80)


・山口組全国制覇の立役者ともいわれた柳川組の柳川次郎(梁 元鍚)同じく山口組系で、政財界や芸能・スポーツ界、かつての朴正煕政府にまで太いパイプを持っていた東声会の町井久之(鄭建永)は朝鮮人ヤクザの二大巨頭といっていいだろう。現在、全ヤクザ構成員の三割を在日韓国・朝鮮人が占めているという(菅沼光弘元公安調査庁調査第二部長)(p66)



【私の評価】★★★☆☆(77点)



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