「世界でいちばん小さな三つ星料理店」奥田 透

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世界でいちばん小さな三つ星料理店

【私の評価】★★★★★(95点)


■「ミシュランガイド東京」で三つ星となった
 日本料理店「小十」のオーナー奥田さんの一冊です。


 奥田さんの人生は、
 やっぱり一生懸命


 できなければ、できるまで練習する。

 怒られれば、怒られないようにする。

 分からなければ、調べる。


 そうやって、一歩一歩、
 料理人として学び、
 成長していく姿が印象的でした。


・私はたしかに不器用でしたが、だからといって
 「できないこと」で自分を責めたことは一度たりとも
 ありませんでした。一回でできなければ十回、
 十回でできなければ百回、百回でできなければ千回
(p66)


■一番驚いたのは、銀座に店を出した当初は、
 お客が全く来ないために、
 自殺まで考えたということ。


 いくら実力があっても、
 集客ができなければ
 商売は成り立たない。


 銀座のママさんに支えられながら、 
 雑誌や情報誌に取り上げられるようになって、
 やっとお店を軌道にのせることができました。


・「銀座で一番になりなさいね。銀座で一番っていうことは
 どういうことだかわかってる?世界で一番だっていう
 ことなのよ・・・頑張りなさいよ」(p181)


■一歩、一歩、上を目指す奥田さんに、
 感動してしまいました。


 次に東京に行ったときには「小十」で食べたい
 と思いました。(予約は取れないでしょうが・・)

 
 奥田さん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「できないことを、できることに変えていく
 それを心がけているうちに、「できないこと」が
 できるようになる楽しさを知ることになります。(p68)


・やるべき仕事をいま目の前にある「面倒」と見るか、
 将来のための「勉強」と見るかで
 その成果は大きく違ってきます(p70)


・よく「実はオレも若いときはこんなことをやりたかったんだ」という
 言葉を口にする人を見かけますが、ちょっと酷な言い方をすると
 「やりたかった、やりたかった」という人は、結局
 「やらなかった人」なのではないかと思うのです。(p163)


・仕事を取るか、家庭を取るか。それまでの私の頭のなかには、
 その問いすら存在しませんでしたが、最近では、家庭のことも
 よく考えるようになりました。不思議なもので、そうするようになってから
 仕事の面でもいいことが起きるようになるのです(p239)


世界でいちばん小さな三つ星料理店
奥田 透
ポプラ社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 久々に感動しました
5 不屈の人、奥田透氏の波乱万丈の半生記
5 奥田さんの人柄がよく伝わってきます。

【私の評価】★★★★★(95点)



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