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「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ

2010/02/08公開 更新
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ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則

【私の評価】★★★★★(96点)


■手書きチラシで稼いでいる人が、
 何度も何度も読み返したということで
 購入した一冊です。


 実は神田昌典さんも
 何度も何度も読み返したとのこと。


■基本となっているのは、
 実験、実験、そして実験です。


 いくらプロのコピーライターでも
 実際に商品が売れたかどうかのデータには
 かなわないということなのでしょう。


・広告を試す最善のテストは、その広告で商品が実際に
 売れているかどうかしかない!(p159)


■長年の実験の結果、
 顧客にメリットをわかりやすい表現で
 はっきり伝える見出しが効果的であるようです。


 日本とアメリカでは若干違うのでしょうが、
 これも実験してみれば、
 わかることなのでしょう。


・なぜ、「得になる」タイプの見出しが1番効果的で、
 「好奇心」タイプの見出しは3番目なのか?・・・ 
 相手がほしいものをはっきりと伝えている見出しはさらに強い(p64)


■営業マンを減らし、チラシなどで集客しようと
 考えている人には、数百万円、数千万円の価値となる
 本となるでしょう。


 コピーライティングの基本となる一冊ということで、
 本の評価としては★5つとしました。
 よい本をありがとうございます。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


オファーを見出しに入れる・・・「無料パンフレットで、
 収入を確保して退職する方法がわかります」
 と変えることで、レスポンスが増やせる(p288)


・あるビジネス書出版社の1番効果的な訴求は、
 「収入アップにつながる8冊」だった。(p148)


熱意あふれるコピーを書く・・・自己暗示を行うのだ。
 「スミス社の歯磨き粉は世界一だ、こんな歯磨き粉は
 他にない」と自分に言い聞かせる。(p187)


ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
ジョン・ケープルズ
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 282
おすすめ度の平均: 4.0
3 原著はとても易しい英文です
5 何度も読み実践すべきコピーライティング・バイブル
5 ヤラレタ。
3 物事全てにおいて基本あり
4 テスト、テスト、ひたすらテスト
【私の評価】★★★★★(96点)


■著者経歴・・・ジョン・ケープルズ(1900-1990)

 アメリカの広告業界で58年間も活躍し続けた
 伝説的コピーライター。
 テストを繰り返し、効果を検証する「科学的広告」の
 促進を常に目指し続けた。



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