「会話がとぎれない!話し方66のルール」野口 敏
2009/12/11|

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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■接客のプロである野口さんが教えてくれる
会話のテクニックです。
女性の接客が多かったようで、
感情に配慮した会話テクニックが
中心となっています。
■やはり、話をするなら、
相手の感情に焦点を当てることで、
話がより深いところでできるようになるようです。
これは特に女性においては、
とても大切なことではないでしょうか。
・「会社をやめたい」と言われたら・・・
そこにある気持ちに焦点をあてます。たとえば、
「やめたいくらい嫌なことがあったの?」
「しんどいの?」(p27)
■同じように話を広げるなら、
性格がわかるようなエピソードが
よいようです。
自分のエピソードを話せば、
自己開示になるし、そこから
相手の人柄もかわかってくるというものです。
・話題の広げ方・・・
性格、人柄がわかるエピソードを話す・・引き出す・・・
「旅行の話」では「何分前に集合場所に到着する?」(p71)
■会話というのは、万人が知っておくべき技術ですので、
こうした本をまったく読んだことのない人は、
一度読んでみてはどうでしょうか。
本の評価としては★3つとしました。
良い本をありがとうございます。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「お忙しいですか?」より「お忙しいのでしょうね」、
「寒かったですか?」と言うよりも、「寒かったでしょう」
と言ったほうが、会話がスムーズにはじまるでしょう(p106)
・一人ひとりにアイコンタクトをとって、
一人ひとりの話にうなずいて反応してあげてください。
彼らは自分が受け容れられたと感じたら、
あなたを受け容れてくれます。(p206)
・名前を覚えることが相手を大切にすることであり、
相手に喜んでもらえることであることを強く意識することです。
・・・相手の顔を思い浮かべて、名前と一致させるイメージ
トレーニングを何回もします(p217)
・「それはおかしいよ?」と否定しない・・・
「あなたは・・・なのですね」という言い方・・・
「あなたはデート代を半々にしたいのですね」(p227)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
■著者紹介・・・野口 敏(のぐち さとし)
1959年生まれ。きもの専門店に入社。
1万人以上の女性に接客し、コミュニケーション方法を確立。
コミュニケーションスクール「TALK&トーク」を開校。
現在、(株)グッドコミュニケーション代表取締役。
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