「人生が変わる瞬間」佐藤 英郎

【私の評価】★★★☆☆（76点）

■７人の人生が変わった瞬間を集めた一冊です。

　劇的な感動はありませんが、
　上司の一言で変わったり、
　奥さんの一言で人生が変わることが
　実際にあるんですね。

■それぞれの物語が劇的ではないからこそ、
　「なんのために仕事をしているんだ？」
　という一言の影響力を見直すことになり、
　心に残るものになっています。

　「一言の大切さ」に思いを
　巡らせることのできる一冊です。

　本の評価としては★３つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

　　・彼はポツリポツリと、営業成績が伸び悩んでいること・・・
　　　を正直にはなしました。・・・
　　　課長は静かに聞いてきました。
　　　「お前は何のためにこの仕事をしているんだ？」（ｐ66）

　　・「・・"答え"は部下が持っていることが多いんだぞ。・・・
　　　　何でもかんでも上司が答えを教えたり、
　　　　否定したり、代わりにやってしまうっていうのは
　　　　逆に部下の成長の機会を奪ってしまうことにも
　　　　なりかねかいから覚えておけよ（ｐ118）

　　・お風呂場に向かう彼の背中に向かって、
　　　「ごくろうさま」と、
　　　蚊の鳴くような小さな声をかけたのです。（ｐ50）

▼引用は、この本からです。

【私の評価】★★★☆☆（76点）

■著者経歴・・・佐藤 英郎（さとう　えいろう）

　アチーブメント株式会社取締役。主席トレーナー。
　１９５０年生まれ。大学卒業後、法制研究所。
　その後、研修コンサルタント事業に２７年携わる。

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