「P&G 一流の経営者を生み続ける理由」リック・トックウィグニー アンディ・ブッチャー

【私の評価】★★☆☆☆（66点）

■Ｐ＆Ｇは世界企業です。
　Ｐ＆Ｇがいかにして各国で成功しているのか。

　基本は、調査と実験をベースとした
　マーケッティングです。

　あとは、各事業を各責任者に
　任せているということでしょうか。

　良い本をありがとうございました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・私は、クライアントに
　「Ｐ＆Ｇの神様が見ているので、
　私は○○は出来ません」と
　半分ジョークで言うことがあります（ｐ3）

・フーバーがハーロウから学んだのは、
　「徹底することと、物事の両面を見ること」
　の重要性（ｐ45）

・カギとなる価値観、五つをあげる。
　高品質、高潔、消費者のニーズに応えること、
　徹底した分析、そして教育に力を注ぐこと（ｐ54）

・きわめて重要なのは、経営陣が変化を悟り、
　あえて危険を冒す意志を持つこと（ｐ74）

・その経験者を見つけ、耳を傾けよ（ｐ152）

・いい計画だ・・
　しかし、三年でなく一年でやってほしい（ｐ154）

・彼が多くを学んだのは、
　「情報の収集、市場調査、フォーカス・グループ、
　つまり多くのテストに際して、
　じっくり考えることだった」（ｐ168）

・ＡＯＬの試供品配布作戦は、
　Ｐ＆Ｇの真似（ｐ171）

・わが社の契約書には、相手が信用できなくなったら、
　契約を打ち切る、撤回する、
　あるいは相手の持ち株を買い戻す、
　という条項がありました（ｐ223）

▼引用は、この本からです。

【私の評価】★★☆☆☆（66点）

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