「家系を科学する」与那嶺 正勝
2007/06/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
●2万件以上の家系調査を行った著者が、
家系の法則を説明してくれる一冊です。
家系の法則自体は、
証明が難しそうなので触れませんが、
祖先が自分に、自分が子孫に
影響を与えるのは確かなようです。
●離婚をしたり、犯罪をしたりすれば、
子孫にその悪い影響が及ぶ。
逆に、良い人生を送れば、
子孫に良い影響を与えることが
あるということです。
・夫は妻を大切にすること、これ以上に勝る娘たちへの贈り物はありません。やがてその娘たちは夫を大切にする妻になり、その娘の産んだ子は男子も女子も社会の役に立つ重要な人々になります。(p73)
●さらに、家系的にみても、
プラス志向、自己責任の強さなどは、
子孫に受け継がれ、
家系を強くするとのこと。
家系がすべてではないと思いますが、
家庭の雰囲気や教育も含めて
良い家系は伝承されていくのでしょう。
・プラス志向になると家系は元気になる(p164)
●後半は、家系図を作るための
手順書となっています。
家に家系図がない方は、
この本を参考にして家系図を
作られることをお薦めします。
・祖先を調べると供養ができる(p158)
●家系という視点から、自分の人生のあり方が
子孫累々まで強い影響力を持っている
ということを教えてくれる好著です。
さらに、家系図調査のコツも充実していますので、
★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・A(プラス志向)の特徴は全て私の責任だと考えることができることです。・・・会社でも、もっと私が注意してやればよかったと、責任をとる人になります。そういう人は必ず重要な責任を持たされて、良い仕事ができるようになります。(p174)
・祖先の職業は子孫への影響が大変強く、皆様の人生の参考になりますのでぜひ調べて下さるようお願いいたします。(p205)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(72点)
著者経歴
与那嶺 正勝・・・1950年生まれ。琉球大学で、自分の家系図を発見し、家系の調査にのめり込み、大学を中退。全国の家系調査を始める。現在、日本家系研究学会を主宰。
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