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「ザ・ファシリテーター」森 時彦

(2006年11月 9日)|

ザ・ファシリテーター

【私の評価】★★★★★(90点)


●会社には必ず会議がありますので、
 会社で働く人は、会議のプロであるといえます。


 しかし、会議がうまくいっていない会社が多い・・・
 これも事実でしょう。


●この本では、営業部門長の女性が、製品開発センター長に
 抜擢されるというストーリーを通じて、
 会議の進め方や議論の手法などについて学ぶ一冊です。


 こうした会議において人の想像力を引き出す、行動を引き出す
 手法を「ファシリテーション」としているようです。


●通常の手法を列挙したノウハウ本とは違い、
 ストーリーの中で主人公が悩み、
 苦悩しながら、ファシリテーションの
 技術を使って解決に向かって努力するのを
 見ることができます。


 そのため、この技術はこう使うんだ!といった発見があり、
 思わず物語りに引き込まれます。


 私はファシリテーションの重要性に気づき、
 ファシリテーション関係の本を
 4冊発注してしまいました。


●会議のプロである私たちは、これまで会議について
 何も学んでこなかった・・・。


 そんな現実をつきつけられる一冊です。


 ・実は、未知の問題へのアプローチにもパターンがあります。
  例えば、『何が事実で、何が推測かを峻別する』
  『要因を網羅してみる』『仮説を立てる
  『プロセスを描いてみる』・・・(p124)


●カタカナ言葉が鼻につきますが、
 それ以上に会議運営の力がつく一冊だと思います。


 企業に勤める人には必読の一冊です。
 ★5つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・言葉だけのコミュニケーションは非常に難しく、危うい。・・・
  そこで重要なことはオーバーコミュニケーションです。
  技術系の方は端的に話をされすぎる傾向があります。(p94)


 ・実は、日本人の価値観やモノの理解の多様性は想像以上に
  大きい、という調査結果を見たことがあります。
  『単一民族』なんて真っ赤なウソですが、そういう集団催眠に
  かかっているような気がします。(p117)


▼引用は、この本からです。

ザ・ファシリテーター
森 時彦
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 2966
おすすめ度の平均: 4.5
5 初心者にピッタリ
4 解決策は、当事者のあたまの中にあるはず・・・
5 仮想実例が入門書として最適
4 あの手この手の会議術
5 小説で解るファシリテーション!

【私の評価】★★★★★(90点)



■著者紹介・・・森 時彦(もり ときひこ)

 1952年生まれ。大阪大学、MIT卒業。
 神戸製鋼所、GEに勤務。技術リーダー、マーケティングリーダー、
 日本GE役員を経て、2004年よりテラダイン代表取締役。


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