「賢者の教え―せち辛い人生をいかに生きぬくか」バルタザール・グラシアン

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賢者の教え―せち辛い人生をいかに生きぬくか (リュウブックス)

【私の評価】★★★★☆(83点)


●著者は17世紀、スペイン・イエズス会の高僧です。


 イエズス会とはいえ、しょせん組織。
 組織で生き抜くための知恵が満載されています。


 「生き残るための核心は保身術である」
 という言葉には重みがあります。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・敵に対するときは、節度を保つためにも
 慎重にことばを選べ。・・・
 一度口にしたことばを引っ込めることはできない。・・・
 どんなことばもいずれは自分に
 はね返ってくることを知れ。(p39)


<子供には、「自分でやったことは、全て自分に帰ってくるんだよ」
 と言っていますが、自分でも気をつけないといけませんね。>


・たやすい仕事は思慮深く、
 難しい仕事はたやすいつもりで臨め(p44)


<たやすい仕事でミスをすると致命傷になります。気をつけないと。>


・自分の名誉にかかわることを
 決して他人に委ねるな。・・・
 リスクも問題も、相互に担うようにせよ。
 相手が寝返って、不利な証言者と
 なることのないために。(p46)


<なるほど。裏切りを予防するのですね。>


・つき合う相手の精神と意図を理解せよ。
 原因がわかれば、結果も予想できる。
 動機があれば、それはいつか表に表われる。
 相手の表情に注意せよ。目の動きを観察し、
 そこに映る心を解読せよ。(p47)


<私の足りない点かもしれません>


・人のことを悪くいう者は
 自らも悪評を集めている(p65)


<これはかなり気をつけなくてはなりません。
 特に調子に乗っているときは>


・賢者は賢そうに見えるだけでは十分ではなく、
 自分にも知らないことがあるということを
 ほのめかすような態度を示しておく必要がある。・・・
 愚人ばかりの世の中にあっては、
 完全をさりげなく否定することが、
 その人をより賢く見せるのである。(p90)


<賢者も突き抜けると愚者に見えるというより、
 愚者に見せているのかもしれません>


・聞く耳をもたないのは救いがたい愚か者である。(p110)


<衆知を集めるということですね>


・裏を見抜け。物事は通常、見かけとは違うものなのだ。
 上面ばかりに気を取られて内実に踏み込もうとしない者は、
 すぐに幻滅を味わうことになろう。(p130)


<現場を歩くことで裏を見抜きたいものです>


・前任者と肩を並べるには、
 その二倍の働きを
 しなくてはならないのである。(p156)


<転職をしたら、だれよりも早く出社し、だれよりも遅く帰社しろ、
 という鉄則がありますが、これと似ていますね。>


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【私の評価】★★★★☆(83点)


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