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「祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人」岩崎峰子

2003/08/28公開 更新
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祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人

【私の評価】★★★☆☆(76点)


人間には「アホぶりのかしこ」と「かしこぶりのアホ」がいるとよく教えられました。


●確かに「アホぶりのかしこ」は
 わが社にもいます。


 その人は、いつも笑顔だし、
 決定書もどんどん判を押す。


 部下の話しを聴いて、
 「やってみなさい、やってみなさい」
 とどんどん背中を押す。


●同じ職場にいると、その人の実力は
 自然にわかってくるものです。


 その人は、わざと明るくして
 部下が話しやすい環境を作ろうと
 していたように思います。


 つまり自分の能力が高いことを示すよりも、
 職場の部下がイキイキと仕事ができるような
 雰囲気にすることを優先していたのですね。


●この本で共感した部分は次のとおりです。


・舞に限らず、芸事や仕事でも続けることが力になると思います。たとえ五分、十分であっても、それを毎日何十年と続けていく、その集大成が芸の力です。


・夫はこう言いました。「・・・Aの模写とBの模写の絵を比べると違いがある。消したはずの自分が出てくる、これが"個"だと思う。似ているということははじめから違うことだよ」


・お徳利の傾き加減で残りの量を推量します


祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人
岩崎 峰子
幻冬舎
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おすすめ度の平均: 3.0
1 ビジネス書ではないです
3 良い男の条件
4 全ての仕事に共通する心構え

【私の評価】★★★☆☆(76点)


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