「リーダーのための伝える力」酒巻 久

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リーダーのための伝える力 何が伝われば組織は変わるのか?

【私の評価】★★★★★(90点)


■キヤノン電子の酒巻社長の一冊です。


 リーダーとは
 自分で仕事をするのではなく、
 人を動かして成果を出す人。


 人を動かすのは、
 リーダーの設定した目標と
 リーダーが作る緊張感です。


・リーダーの仕事に対する姿勢と目で
 「緊張感」を作り、
 適切なマイルストーンの設定で
 「達成感」を部下に持たせる(p49)


■緊張感は、
 叱るべきときに叱ることで
 作られます。


 そして目標があるから、
 目標が達成される。


 リーダーは常に
 あるべき姿を目指して
 向かうべき方向を示すことが
 大事なのでしょう。


・叱るべきときに叱らないような上司のもとでは
 部下は成長できない。・・
 部下や社員にいい顔をするばかりで、
 組織はガタガタになってしまう(p99)


■リーダーとして部下に
 要求していくことが大事だと
 感じました。


 要求が緊張感を作り出し、
 部下も要求を達成するために
 手を打っていくことができるのです。


 酒巻さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・一番大事なことは、
 自分の夢と目標を部下に
 語り続けることである(p86)


・かつてキヤノンは「打倒ライカ」
 「打倒ゼロックス」という壮大な夢を掲げた
 世間からは「巨像に抗う蟻だ」と笑われた。
 だからこそ「いまに見ていろ!」と
 みんな燃えた(p17)


・組織を改革するときに一番、有効な方法は、
 まず一つの部署から変える(p2)


・部下から上がってきた新製品開発や
 業務改善などの「提案」に関して、
 課長が拒否する権限をなくした(p81)


・弊社では、課長級以上に週一回、
 レポートの提出を求めている・・
 1 何を課題(目標、目的)として
   この一週間仕事をしたか
 2 課題の克服や目標、目的達成のために何をしたか
 3 その結果はどうだったか
   (現状はどうか)
 4 今後の課題(目標、目的)は何か、
   これからどうすべきと考えるか(p161)


・ソフトウエアの開発も同じで、
 能力の高い人と低い人を一緒にすると
 必ずバグが多くなる
(p62)


・叱るのはいい加減な仕事をした
 「直属の部下」だけ(p63)


・指示を出したら、その内容が正しく
 「伝わったか」、結果は「どうなったか」を
 必ず確認することである(p103)


・全部門の全従業員を対象に、「失敗・成功事例」を
 報告してもらう制度を運用している・・
 1 報告すれば、その失敗は不問に付す
 2 挑戦的な失敗は人事考課で
   プラスの評価とする(p187)


・弊社では、人も組織も三、四年をめどに異動や
 引っ越しをさせるようにしている。オフィスであれば、
 物理的に課の位置を引越しさせる(p197)


リーダーのための伝える力 何が伝われば組織は変わるのか?
酒巻 久
朝日新聞出版
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【私の評価】★★★★★(90点)


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■目次

1章 部下のやる気を引き出し、闘う集団へと変える伝え方
 ―意識と行動はどうすれば変わるか
2章 コミュニケーション・ミスを防ぐ伝え方
 ―「聞けない病」を撲滅する
3章 伝わる話し方、伝わらない話し方
 ―リーダーのための話し方の極意
4章 伝わる文章と手書きの力
 ―手でものを考えるということ
5章 暗黙知の伝え方
 ―忍耐強くマンツーマンで


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