【書評】「顔出しナシで安全に月10万円稼ぐ 副業としてのライブ配信」 高野寿子
2026/09/17公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(84点)
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要約と感想レビュー
何をライブ配信しているのか
著者はライブ配信プロデューサーとして、これまで200人以上のライバーを「稼げる」ようになるまでサポートしてきたという。
ライバーとは、ライブ配信をする人のことです。ライブ配信アプリやYouTube、FacebookなどのSNSで、一日2~4時間ほど配信し、視聴者から1人あたり数十円~数百円の「投げ銭」を受け取ります。
ライブ配信は、スマホさえあれば誰でも始められるので、副業として取り組みやすいのでしょう。
では、何を配信するのかといえば、雑談、歌、ゲーム、恋バナ、深夜まったり枠、企画チャレンジ系、筋トレ耐久、料理、メイク配信など、実に多彩な配信が紹介されています。
興味を持った人は、まず自分がリスナーになって、いろいろなライブ配信を見てみるとよいのでしょう。
失敗しないためにできるたった1つのこと・・・自分がリスナーになる(p134)
ライブ配信で稼ぐために必要なこと
ライブ配信をはじめるならば、固定スケジュールで始めましょう。人は「行けばやっている」という安心感がある場所に集まります。
とはいえ、最初から多くの人が集まるわけではありません。とにかく続けながら、改善していくことが基本となります。
そして、稼ぐために大切なのが、人の心に残る「ストーリー」だという。ライバーが発信するストーリーは、リスナーに「時間」「共感」「安心」「つながり」といった価値を提供します。
特に、うまくいかなかった出来事をどう乗り越えていくのかというストーリーは、人の心に残ります。例えば農家の人が、「今年はお米づくりをゼロから全部ライブ配信します」と宣言したら、思わず応援したくなるでしょう。
完成された姿を見せるのではなく、挑戦している過程そのものを見せることに価値があるのです。
「物語力」・・・自分の思いや違和感、願いや葛藤・・・感情や視点を、自分の言葉でカタチにすること(p64)
ライブ配信を盛り上げる方法
ライブ配信を盛り上げるコツは、リスナーとのコミュニケーションです。リスナーからコメントしてもらうために、積極的に質問しましょう。
例えば、「ラーメンはこってり派? あっさり派?」といった、直感的に答えられる二択やシンプルな質問は、コメントがつきやすいという。
リスナーと話すときは、「それいいね!」「わかる、その気持ち」など、ひと言でも感情を添えます。
そして、一人のリスナーと長く話すより、10人と短くテンポよく会話するほうが、配信全体の満足度は上がるという。つまり、会話は「回転数」なのです。
さらに工夫している人は、リスナーが参加できる仕組みを作っています。例えば、「応援が増えたら、次はここまで挑戦します」という仕掛けです。「自分の応援で、この先の展開が変わる」と感じてもらえれば、リスナーが一緒に参加するようになるのです。
リスナーに「選ばせる」・・・「応援が増えたら次はここまで挑戦する」・・・リスナーの行動が配信の未来に影響する構造をつくる(p191)
キャラを作る
著者は、自分が「何をやっている人なのか」を一貫して伝えることを勧めています。自分の中にある特徴を、そのまま、あるいは少し誇張して伝えるのです。
「年代」「ライフスタイル」「地域」「趣味」「目標」など、リスナーが共通点を見つけやすく、イメージしやすい要素を加えていきます。
例えば、「30代の会社員です」だけでは弱いので、「30代の会社員で、お酒好きの雑談配信をしています」とすれば、どんな人なのかイメージしやすくなります。
結局、ライブ配信とは、情報を売るというよりも、「自分というキャラクター」を知ってもらい、応援してもらうことなのだと思いました。
私もメルマガを書いているのをライブ配信しようかしら。高野さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・配信を重ねていくうちに、少しずつ自分の「型」や「核」も見えてきます(p56)
・意識したいのは、「スクロールを止めるひとこと」を最初に置くことです(p112)
・未完成を見せる・・・「これいけると思う?」と、できない自分を見せる・・・一緒に考える話に変わります(p190)
・「ただ続けるだけ」では飽きられます・・・「マイイベ(マイイベント)」・・・「応援したくなる理由を増やす口実」です(p176)
▼引用は、この本からです

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高野寿子、総合法令出版
【私の評価】★★★★☆(84点)
目的
序章 AI時代に必要な思考法 ライブ配信で鍛える「考える力」
第1章 新時代の収入モデル 最強の副業は「ながら」で、 できるライバーである
第2章 稼ぐための戦略書 お金を生むライバーが 配信をする前にしていること
第3章 あなたの悩み・日常・理想がお金になる 稼ぐ手段としてのライバー
第4章 月10万円を狙うなら、この順番! 稼げるライバー「ロードマップ」
第5章 話すことで、もう悩まない! 稼ぐためのライバー 「コミュニケーション」
巻末特典 知っている人だけが得をする簡単テクニック107
著者経歴
高野寿子(たかの ひさこ)・・・合同会社YhS代表 配信ビジネスプロデューサー兼コンサルタント。ヤマハで楽器・音響開発に従事。社長賞を全部門で受賞。その後、トヨタでレクサスの音響設計を担当。食品系ベンチャーでは生産工場の責任者を経験。その一方で、育児と仕事の両立に苦しみ、鬱の症状に悩まされる。その際、何気なく視聴したライブ配信のなかで、画面越しに必死に言葉を届ける人やそれを受け取って笑う人の姿に出会う。そこからライブ配信の研究と実践をはじめ、時間や場所に縛られない働き方へと転換。2022年に独立起業し、半年で月収30万円を達成。以降、最高月収60万円を継続的に実現。2026年7月現在、18歳から74歳まで200人以上のプロデュースを手がけている。
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