「マンガでわかる 伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人はここが違う!」紫垣樹郎、秋内常良、三輪亮介
2019/11/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(91点)
要約と感想レビュー
エース社員1000人にインタビュー
企業で突出した成果を上げているエース社員1000人以上にインタビューした結果、その共通点をまとめた一冊です。横並びで入社した新入社員の中で、どうやって突き抜けた社員になれるのでしょうか。その答えは、常に依頼者の期待をちょっとだけ上回ること。プラスアルファの仕事をすることなのです。
うまくいっている人は、何かを頼まれたら、これは試されているのかもしれないと解釈し、依頼者の期待値を超えるような対応をして、驚きや感動を与えているというのです。期待したことに対して自分のできること100%で応えてくれれば、1%だけでもちょっと超えて応え続ければ、あなたの評価はどんどん上がっていくのです。
常に1%でも相手の期待を上回る行動をする習慣を身に付けろ(p51)
生産性の高い人は当事者意識を持っている
圧倒的に生産性の高い人は、会議の終わった直後に翌週のための動きをはじめるという。翌週までやるべきことを明確にし、具体的に動き出せるものについては手をつけて動きはじめて、初めて見えてくる問題もあるのです。つまり大活躍人は、若いうちから当事者意識を持って自分で考え行動しているのです。
仕事はその仕事がふさわしい人に与えられます。上司からふさわしい人間であると思われるような、実績を積み上げるしかないわけです。一度目を付けられれば、難しい仕事を与えられることが増えてきます。その難しい仕事をクリアしていけば、あなたの評価は確定していくのです。
しばらくすると、嫉妬から足を引っ張る人もでてくるでしょう。だから調子にのらず謙遜しながらも、「足を引っ張る人が出て来た!」と次の学ぶべきステップに進んだことを喜ぶべきなのです。
嫌な先輩は自分が主役の映画の"敵役"だと思えばいいんだ!・・人生を盛り上げてくれる最高の適役だと思って気にせずに突き抜けていきなさい(p86)
メンターの存在が大きい
マンガの中でおじさんがメンターとして出てきます。私が思うよりメンターの存在が大きいのではないかと思いました。相談することで知識をもらうだけでなく、仲間としてサポートしてもらうことも期待できるのです。
だから同期に相談するよりは、上司や他社の先輩、あるいは他業界の人に相談することを推奨しています。自分よりも上の人に相談した方が圧倒的に視野が広くなり、解釈力が高まるのです。
この本はいい。読者プレゼントではなく息子にプレゼントすることにしました。紫垣さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・この法則を理解した上で、実行できるかどうかは話が別です。この法則を理解し常にそれを実行できている人は、法則を習慣化しています(p9)
・誰にでもできて、有効かつ簡単な方法は朝の時間をうまく使うことです・・・出社時間を思い切って早めてみることです(p91)
・「なんでできないのだろう」じゃなくて「どうしたらできるか」こう考えることを習慣にしなさい(p182)
・メンターとなって相談できる人を見つけておくことは非常に重要です・・・自分とは違う視界を持っている人に聞くべきです(p199)
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【私の評価】★★★★★(91点)
目次
プロローグ 人生の成長角度は20代で決まる
第1章 伝説の新人は、チャンスのつかみ方が違う
第2章 伝説の新人は、当事者意識が違う
第3章 伝説の新人は、時間の使い方が違う
第4章 伝説の新人は、伝え方が違う
第5章 伝説の新人は、解釈力が違う
著者経歴
紫垣樹郎(しがき じゅろう)・・・株式会社インサイトコミュニケーションズ代表取締役。クリエイティブコンサルタント。クリエイティブディレクター&コピーライター。1989年、株式会社リクルート入社。採用コミュニケーション・組織活性コミュニケーションのプランニング・クリエイティブディレクションを担当し、入社4年目に社内MVPを受賞。1996年、コピーライターとして活動開始し、2年後に東京コピーライターズクラブ最高新人賞を受賞。2003年からはクリエイティブディレクター。2005年にインサイトコミュニケーションズ設立。
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