「3日もあれば海外旅行」吉田 友和

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3日もあれば海外旅行 (光文社新書)

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■出版社勤務のサラリーマン時代に
 2年間の世界一周ハネムーンを敢行。
 現在は旅行作家として活躍中の
 吉田さんの一冊です。


 この本では終末を利用した
 海外旅行をお勧めしています。


 狙い目は、東南アジア行きの深夜便です。
 深夜に出発し、機内泊をすれば
 翌朝から活動開始できるのです。


・金曜日、普通通り仕事を終え、
 その足で空港へ向かう。
 日付が変わる頃に日本を出発して機内泊。
 行き先にもよるが、有利なのは東南アジアだ。
 飛行時間は長くても7時間程度で、
 一眠りするのにちょうどよい(p22)


■次にお勧めは、やはり世界一周でしょう。


 世界一周航空券を使えば、
 安価に世界一周が可能となります。


 それも2分割、3分割することで
 1年間に複数の旅行を
 計画することもできるのです。


 まず、私たちに必要なものは
 お金と休暇なのでしょう。


・世界一周航空券・・分割世界一周が可能なのは、
 スターアライアンスだ。たとえば年末年始に
 アジアを巡り、ゴールデンウィークに
 ヨーロッパや北米へ向かう、などといった
 利用法が考えられる(p156)


■「旅は読書に似ている」、
 という著者の言葉は
 至言だと思いました。


 旅も読書も新しい出会いがあり、
 新しい驚き、発見があるものです。


 そして旅も読書も目的が大事。
 自分の目的に合わせて
 選択するべきなのです。


 吉田さん
 良い本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・旅は読書に似ていると僕は思う・・・
  いずれも、見聞を広めてくれる。
  そして、娯楽でもある。
  さらに、選択肢が広い(p39)


・大事なのは「そこで何をしたいのか」・・
 「砂漠でラクダに乗りたい」・・・
 「遺跡の写真を撮る」
 「お祭りに参加する」
 「コンサートを観る」
 「浴びるほどワインを飲む」
 「友達に会いに行く」など(p43)


・旅行代金が安くなる時期は、例年決まっている。
 狙い目となるのは、長期休暇の直後だ。
 年末年始後の1~2月頃、
 ゴールデンウィーク明けの5~6月頃、
 夏休み明けの10~11月頃である(p29)


・海外のサイトから購入できる・・・
 日本だけがハイシーズンの時期にダメ元で見てみると、
 驚き価格の航空券にありつけたりもする・・・
 日本で買うと14万円するJALの航空券が10万円で
 買えた経験がある(p71)


・思うように座席を確保できないときは、
 少し様子を見るとよい。何日か経ってから
 再検索すると、満席だったはずの便でも
 けっこう空席が出てくる・・・
 ツアーに関していえば、一般的には出発30日前、
 ピーク期は40日前からキャンセル料が発生するため、
 その頃を目安に再度予約を試みるとよいだろう(p94)


・バンコク、シンガポールといった
 都市部であれば、深夜便が就航している。
 機内泊をうまく組み合わせることで、
 滞在時間を長く確保できるわけだ(p106)


・人気があるのはバンコクとシンガポールを
 組み合わせた航空便などだろう。
 日本からバンコクへ飛び、
 陸路でマレー半島を縦断し、
 シンガポールから帰国する・・・
 一筆書きの周遊型ルートが組める利便性は、
 じっくり派の旅人のニーズに合致する(p142)


・7泊8日のカリブ海クルーズ、
 その代金をご存知だろうか・・
 最も安い部屋は749ドルである・・
 特筆すべきは食事代も込みである点だ(p236)


・沖縄へはマイルで行こう・・・
 ANAのレギュラーシーズンだと・・
 東京-沖縄間だと1万8000マイル(p181)


・世界一周・・旅の期間が仮に1年とするなら、
 その予算は150万円程度だと言われている・・
 僕自身は、これまでに2度、
 世界一周を経験している(p144)


・どのアライアンスを選ぶか・・・
 南米やイースター島を視野に入れるなら、
 最有力候補となるのはワンワールドだ。
 大陸制で区間マイル数に上限がないため、
 南米のような遠方であっても
 ルートに組み込みやすい(p151)


・お金はどうやって持っていくのか・・
 最終的に行き着いた結論は、
 クレジットカードでのキャッシングである・・
 手数料が取られるが、大金を持ち歩くリスクを
 相殺できると思えば、決して損ではない(p196)


・保険金を請求するにあたって、
 第三者による盗難証明の提出が求められる点は
 要注意だ。現地の警察署へ行って被害届を出し、
 証明書を発行してもらうのだが、これが非常に
 厄介である(p200)


・米国では0時台を「AM12時○分」と
 表記するのが習慣で、
 日本の時間の感覚で接すると
 頭がこんがらがりそうになる(p112)


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■目次

序章 時間やお金がなくてもあきらめない
第1章 どこをいつ旅するか
第2章 旅は自分で組み立てる
第3章 もう一歩進んで旅づくり
第4章 羽田国際化以降の「週末海外!」
第5章 単純往復ではない旅
第6章 マイルと賢く付き合おう
第7章 ホテルにお金...備えあれば憂いなし
第8章 デジタル最活用のススメ
終章 たとえばこんな新しい旅



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