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【書評】「基地反対運動は嫌いでも、沖縄のことは嫌いにならないでください」知念 章

2017/09/26公開 更新
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基地反対運動は嫌いでも、沖縄のことは嫌いにならないでください (ワニブックスPLUS新書)


【私の評価】★★★☆☆(75点)


要約と感想レビュー


沖縄タイムス・琉球新報の偏向報道

沖縄生まれ、九州育ちの著者は、40年ぶりに沖縄に戻りました。沖縄に戻って気づいたのは、沖縄タイムス、琉球新報という沖縄2紙の偏向報道です。


沖縄2紙は中国と連動して、沖縄の独立を目指しているらしい。そして、メディアの長年の工作の結果、反日反米意識は沖縄県民にしっかり浸透しているのです。


著者を含む沖縄の人は、中国、北朝鮮、韓国に同調する沖縄タイムス、琉球新報の報道ばかり見るので、アジア諸国は皆、反日だと思い込まされてきたという。事実は真逆で、中国、北朝鮮、韓国以外のアジア諸国で日本は救世主として感謝されていたのです。


「沖縄は琉球王国時代に日本に不当に併合された。当時は琉球と中国は冊封関係を結んでいたから中国の属国だった・・数年前から、こんな理屈で中国の学者たちが論文を書き始めた・・沖縄メディアがしきりと使う論調そのものではないか。沖縄の自己決定権を盛んにあおり立て、沖縄独立の野望を抱く沖縄2紙・・(p91)

沖縄タイムス・琉球新報の印象操作の例

沖縄タイムス、琉球新報の印象操作としていくつか例をあげています。


元米兵による女性殺害事件の報道が、選挙が終わったら報道しなくなった。米軍の犯罪率は年々減少していることは無視。


沖縄には在日米軍基地の実に70.6%が集中とよく批判するが、実は23%しか存在していない。横須賀、三沢、厚木など自衛隊との共用施設を除いて計算しているだけ。


沖縄戦では、沖縄県民は日本軍とともに米軍と戦ったのに日本軍の批判ばかりするのです。


実際には米軍の犯罪率は年々減っている。メディアはその事実を完全に伏せて印象操作をしている(p151)

メディアにより沖縄県民が洗脳されている

著者が言いたいのは、メディアにより沖縄県民が洗脳されているだけであり、事実を知らされれば、沖縄県民も変わるであろうということです。多くの沖縄県民が中国の脅威、翁長知事や基地反対運動の背後にある組織を知らないのです。


沖縄で皇太子に火炎瓶を投げた過激派がいました。靖国神社のトイレで爆弾を爆発させた韓国人もいました。


これらも組織的な反日教育の結果であり、真実を理解すれば変わるであろうということです。知念さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・公安調査庁は・・辺野古の移設反対活動は、共産党と過激派の党派を超えた運動であり、反基地セロのの高揚を企図したものだと掲載されている(p5)


・選挙直前に起きた元米兵による女性殺害事件・・このとても衝撃的な事件が沖縄メディアによって徹底的に政治利用された・・「ある時」を境に被害者に関する報道がピタリと止まった・・7月10日に投開票が行われた参議院選挙である・・県民追悼大会開催の音頭まで取った沖縄2紙に対しては、「彼女のことを本当に追悼する気があったのだろうか?」と疑問に感じざるを得ない(p16)


・沖縄には在日米軍基地の実に70.6%が集中・・沖縄メディアが盛んに強調する数字である・・74%が沖縄に集中しているとの説明はデマだ。実際には23%に過ぎない。米軍のみが使用する専用施設で比較すると、沖縄には全国の74%が集中している。一方、県外には自衛隊の駐屯地を米軍が共同で使用している施設があり、それを含めると、沖縄の米軍基地は全国の23%(p139)


・琉球王国時代は、王族や士族が一般民衆(そのほとんどが農民、しかも農奴だったらしい)を重税で苦しめてきたことがわかっている・・琉球処分は、一般民衆にとっては奴隷解放のようなものだった(p58)


・沖縄戦は米国と戦ったはずなのに、沖縄県民は日本兵の悪行の話をずっと聞かされ、まるで日本軍と沖縄県民が戦ったかのように教えられている(p83)


・先の大戦で朝鮮人は日本人として戦ったのに、今は被害者のように振る舞っている。慰安婦問題をでっち上げ、マッチポンプの被害者ビジネスを展開している・・・被害者ビジネスの主体となっているのは、「挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)」という北朝鮮系の組織だそうだ(p21)


・日本軍人は皇軍として、世界一厳しい軍律下で、誇り高き戦いを行った・・僕たちの祖先は僕たちが100%擁護しなければ誰が擁護するのだ・・沖縄人も誇り高き日本人として沖縄戦を戦ったのだ!(p213)


・官民ともに多大な犠牲を払った沖縄戦は、米軍の民間人大量殺戮による悲劇だったのである。沖縄防衛のために、全国からかき集められた日本軍兵士は県民とともに戦った戦友だったのだ(p216)


・2008年、国連人権差別撤廃委員会は、初めて沖縄の人々を先住民族と認定し、「彼らの土地の権利を認めるべきだ」と日本に勧告した・・背景には・・反日的な非政府組織(NGO)の報告があるとされている(p107)


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【私の評価】★★★☆☆(75点)


目次


第1章 沖縄県民斯くだまされり
第2章 沖縄政界やメディアは嫌いでも、沖縄のことは嫌いにならないでください!
第3章 沖縄は戦後最大の危機っていうけど、本当?
第4章 沖縄メディアは県民をどこへ連れて行こうとしているのか?
第5章 刷り込まれた沖縄県民の思い込みを解く方法



著者経歴


知念 章(ちねん あきら)・・・沖縄県那覇市生まれ。関西大学大学院。防衛庁(現防衛省)技官 陸上自衛隊部隊内システム開発、管理、PC教育等に携わる。2002年独立 まじコミュニケーションズ代表。WEBマーケッター。2002年フリーランスにて独立。流通業、ウェブサイト制作、ウェブマーケティング業。執筆業に従事。2016年大人の再学習の為のフリースクール「護佐丸リラーニングサポート」設立。父方は琉球戦国時代の忠臣「護佐丸」の末裔。母方は琉球王国時代の役人「親雲上(ペークミー・ペーチン)の末裔。


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