「7つのゼロ思考」中村一也
2016/09/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
■外資系企業で3人の仕事を
一人でやることになった
著者の仕事術です。
激務ゆえに周囲の人から
「ご愁傷さま」
と言われる職場で
彼は何を得たのか。
それは効率的に仕事を完了させ
上司を満足させる技術です。
まず、目の前の作業は、
「すぐやる」。
・受けたボールを、
すぐに投げ返す(p21)
■資料作成については、
過去の資料を流用する。
でなければ、
過去の取り組みを参考にする。
過去に検討していない仕事は
ほとんどないのですから、
現在の環境に合わせ
修正すればよいのです。
・組織にはこれまでの積み重ねがあります。
これを無視して一から資料を
作ろうとする行為は、非効率的です(p101)
■非常に実務的でした。
あらゆる批判に耐える説得力の
考え方は素晴らしい。
参考にさせていただきます。
中村さん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・メールが来た瞬間に返信すれば、
丁寧な説明がなくとも
相手が不快に思うことはなく・・(p93)
・仕事を依頼されたときに、
その仕事の終わりまでをイメージし、
起こりうる障害を想定する(p34)
・「モレ=0」
(全体を把握し、漏れをなくす)(p138)
・説得力とは、「主張があらゆる批判に耐えること」・・・
批判は基本的に次の2つに分類できます・・
「網羅性に対する批判(モレはないか?)」と
「事実と論理に対する批判(本当にそうなのか?)」
(p154)
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【私の評価】★★★★☆(85点)
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■目次
第1のゼロ思考「ボール=0」〈ボール(仕事)を受けたらすぐ離す〉
第2のゼロ思考「期待値=0」〈アウトプットの質への期待を低く抑える〉
第3のゼロ思考「デスク=0」〈デスクを空にする〉
第4のゼロ思考「オリジナル=0」〈ゼロベースから始めない〉
第5のゼロ思考「作業=0」〈他人に作業を任せる〉
第6のゼロ思考「モレ=0」〈全体を把握し、漏れをなくす〉
第7のゼロ思考「モノマネ=0」〈「新しさ」で高いアウトプットを生み出す〉
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