「父さんの会社が倒産した」さる山さる子
2013/07/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
要約と感想レビュー
タイトルのままお父さんの会社が倒産した家族の実話です。
急に年収が30%ダウンしたら・・・、会社が倒産してしまったら・・・。家のローン、子どもの教育費はどうしよう?!という人は多いのではないでしょうか。
著者の家族は、車の売却、生活費の節約と支出を節約。母ちゃんはパートに出て、父ちゃんは独立起業して、収入増を目指します。税理士やコンサルタントに相談していることで、良い方向にいったようです。
・月に四万円の支出をなくすっていうのは、月に四万円稼ぐのと同じことなんだよ(p32)
津波と同じで、何が起こるかわかりません。この本を読むことで、収入が急に減ってしまう場合の訓練ができるのではないでしょうか。何ごとも余裕が大切ですね。
さる山さる子さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・困っていない人は、なかなか変化しようとしません・・反対に、困った状況に陥ると、人はなんとかしようとします(p52)
・借金で首が回らなくなったとき、つい親や兄弟、子供たちなどに頼ってしまいたくなります。でもそれは、いい結果を生まないことが多いそうです・・・同情して共倒れになることは、決して愛などではない・・(p158)
・「ローンの借り換えをできないか?」・・・過去二度ほど返済を一日遅らせてしまった・・・「返済遅延があったので無理ですねえ」と、あっさりと追い返されてしまっていた・・(p131)
【私の評価】★★★☆☆(71点)
目次
第1章 さる山家、大ピ~ンチ!
第2章 とーちゃんは、どうしたいの?
第3章 さる子の職探し
第4章 貧乏脱却なるか~?
第5章 人生は、山あり、谷あり!
著者経歴
さる山さる子・・・静岡県出身。子供のころから伊豆や沼津など、各地を転々とする。高校卒業後、大手オーディオメーカー勤務等を経て結婚。二子をもうける。現在、神奈川県相模原市に居住し、「整体占い」という新しい分野を開拓中
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