「ディズニー流! みんなを幸せにする「最高のスタッフ」の育て方」糠谷 和弘
2013/01/29公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(92点)
■介護業界のコンサルティングを
している糠谷さん。
糠谷さんの売りは、
「ディズニー流」です。
介護とディズニー?
不思議に思いましたが、
バイト85%のディズニーの教育システムが、
介護にも適用できるということです。
・ディズニーのオリエンテーションは、
こんなムービーで始まりました。
おなじみのディズニーミュージックをバックにして流れる映像。
それを見た私は、これから「夢と魔法の王国」で働くことに、
いいようのない期待感とワクワク感、そして、
働けることへの感謝の気持ちを持ちました(p105)
■ディズニー流とは、
「仕組み化」
ということです。
「行動基準」を作り、浸透させる。
褒める仕組みを作る。
顧客体験イベントを企画する。
これらはすべて
ディズニーランドで使われている
仕組みなのです。
・ディズニーには、同僚同士で、仕事ぶりを称えあう
「スピリット・オブ・東京ディズニーリゾート」という
制度があります。・・・その結果によって、年に一度、
スピリット・アワードの受賞者が選出され、
授賞式で表彰されます・・・金属製のバッジが贈られます(p85)
■サービス業とは、
人を育てること。
人を育てるには、
人が育つ仕組みが必要です。
その具体的な仕組みが盛りだくさんで、
実際に参考になるはず。
充実した内容で、
★5つとしました。
糠谷さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・できるだけ早いうちから、「この会社はすごい」
「この会社に入ってよかった」と
思わせなくてはなりません。
そのためには「会社の歴史」を話すことが効果的です(p108)
・「作業」に「目的」を加える・・・
つまり、「仕事=作業+目的」を
意識することが大切なのです(p126)
・トレーナーとトレーニーのやり取りを
"見える化"する「指導社員ノート」の出番・・・
これは、簡単にいえば「交換日記」です(p158)
・コンサルティングの依頼を受けた際、
必ず一度はお客様のふりをして・・・
接遇や商品説明などを覆面調査する(p193)
・ディズニーでは「作業不明」もNG・・・
自分が今、何の作業を行おうとしているかを、
常に周囲に明らかにしておくことがルール(p201)
・細部をないがしろにすると、
大きなしっぺ返しをくらう・・・
細部へのこだわりが"自信"につながる(p232)
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【私の評価】★★★★★(92点)
■目次
第1章 あなたの会社もディズニー流スタッフは育てられる
第2章 ディズニーの4つの行動基準から学ぶこと
第3章 ディズニー流・モチベーションアップのマネジメント術
第4章 ディズニー流・新人スタッフ教育法1~心を育てる編~
第5章 ディズニー流・新人スタッフ教育法2~アタマとカラダ編~
第6章 ディズニー流・コミュニケーション術
第7章 ディズニー流・サービス開発の方法
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