「置かれた場所で咲きなさい」渡辺 和子
2013/01/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
■ノートルダム清心学園理事長である
著者の悩み克服法です。
理事長のような人でも悩みがあるのかと
思いましたが、
理事長であるがゆえの悩みが
大きかったようです。
・100%信頼しちゃだめよ、98%にしなさい。
あとの2%は相手が間違った時の許しのために
取っておきなさい」といっています(p137)
■36歳で学長となったときは、
非常な困難な時期であったようです。
未経験の仕事、年上の部下、
己の能力不足。
そうしたときに、宣教師が、
「置かれたところで咲きなさい」
というアドバイスをくれたのです。
それから吹っ切れた著者は、
笑顔でお礼をいう人になり、
うまくいくようになったとのこと。
・Bloom where God has planted you.
(神が植えたところで咲きなさい)(p3)
■悩みへの対処の仕方を学ぶことは、
生きていくうえで、
大切なことだと思います。
学校では教えてくれませんので、
悩みへの対処は自分で考えるか、
人から教えてもらうか、
本で学ぶしかありません。
人間とはちょっとした考え方で、
悩みから立ち直れるとわかりました。
渡辺さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「心のともしび運動」がかかげるモットー、
「暗いと不平をいうよりも、
進んであかりをつけましょう」は、
大切な忘れ物を教えてくれます(p28)
・何もできなくていい。
ただ笑顔でいよう。(p63)
・一生の終わりに残るものは、
我々が集めたものでなく、
我々が与えたものだ。(p102)
・大切なのは「人のために
進んで何かをする」こと。(p144)
・希望には叶わないものもあるが、
大切なのは
希望を持ち続けること。(p88)
【私の評価】★★★☆☆(73点)
■目次
第1章 自分自身に語りかける
第2章 明日に向かって生きる
第3章 美しく老いる
第4章 愛するということ
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